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ロードクロサイト

ギリシャ語の Rhodchroos 「薔薇色(ローズレッド)」から1813年にF.L.Hausmann氏により命名されたとされるロードクロサイト。

ピンク、ホワイト、イエロー、グレーの層に白い縞模様や濃淡の層が特徴的なとても美しい宝石です。

モース硬度は、3.5〜4.5で、宝石の中では比較的柔らかく、透明度は、不透明から半透明、屈折率は、1.597〜1.817で、クリベージ面は真珠光沢のある鉱物です。

マンガンの炭酸塩鉱物で、形の整った菱面体の結晶がまれに発見されますが、粒状、ぶどう状、球状、鍾乳状として大きな鉱床から産出します。

アメリカのコロラド州、スィートホーム鉱山は、特に良質の標本を産出することで有名です。

また、最も重要な産出地は、アルゼンチンのメンドーサの東、230kmに位置するサン・ルイ付近にあります。

13世紀に廃鉱となったインカ帝国の銀鉱脈の空洞内に鍾乳洞のように成長した状態で産出します。

その主要産地の名から、インカローズとも呼ばれるロードクロサイトですが、血圧が高い時は使用しない方がよいと言われているほど、循環を活性化する石として知られています。

身体に与える効能としては、
血圧を上昇させ、生殖腺や腎臓の機能を刺激する。消化を促進し、血管の柔軟性を増す。

精神面では、
自発性、積極性、活力、官能性を高める。精神的不調を防いで、自尊心を強める。

など、かなり深い作用があるとされています。

クリスタルヒーリングでは、下部のチャクラの激しいエネルギーを、ハートチャクラで整えるために用います。

強い衝動や欲求を至高の善のために役立てるよう、ポジティブな形に変換し、感情を安定させ、心を静める作用や、内なる創造力と自信を高める作用、アイデアを実現させる力も持ちます。

深くいきわたるバイブレーションは、第4チャクラ及び、第1チャクラからもっとも効果的に広がり、あなた自身に信頼と勇気を与える。それがロードクロサイトの特徴です。

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