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ロリコンについて

はじめに

本noteはあくまで「ロリコン」という心理状態に関する私見について記載しています。決して被害に遭われた方を中傷する目的や児童性愛の性犯罪者の方を擁護する意図はございません。その点をご了承いただけますと幸いです

「ロリコン」とイジられた思い出と今思うこと

中学校の一時期あだ名が「ロリコン」だった思い出があります。
実際にはそんな趣向はなかったんですが、当時の中学生ですから私のボケの揚げ足を取った形でそんなあだ名が付きました。案の定女性からはドン引きされましたね。不用意な発言は禁物だと感じた瞬間です。

そんな「ロリコン」について最近思うところがあります。それは

「ロリコン」は悪か

というものです。今回はそれについて書こうと思います。前提としてロリコンの意味を下記に記載しておきます。

性愛の対象を少女にのみ求める心理。ナボコフの小説「ロリータ」にちなむ。ロリコン。             『大辞林 第三版』より引用

ロリコンはどこまでがアウトなのか

前述引用を基にすると、ロリコンは「心理状態」の一種となります。
私の場合もそうでしたが、「ロリコンや!キモイ!」と

①思想の段階
ご存じの通り、日本国憲法では思想良心の自由が保障されています。
どんな思想良心を持っていても内心に留まる限りは絶対的に自由です。
憲法ですから私人間の関係に直接適用するのは難しいですから
あくまで最上位の原理原則だと思っていただけたら。

そんな憲法なので、「ロリコンは危険思想!」「有罪だ!」という法律も条令もありません。つまり、ロリコンなだけでは全く問題がないということになります。(心理状態の一つだから当たり前なんですが...)

「ロリコンはキモい!」とか「ロリコンなんて犬畜生に劣る」と思う方もいらっしゃるとは思いますが、それは解釈でしかなく、事実ではありません。
世間的にはロリコンは差別対象になることが多いと思いますので無意識的な同調圧力で罪悪感なくロリコンを叩くことができます。

②行動の段階
これは下記に分けて考えます。

(1)自己完結する行動
これは問題ないと思います。上記のように世間的な目は良くはないので、人に見られた場合に白い目で見られる可能性はありますが。

(2)自己完結しない行動

ヤフーでものすごくまとめられていた画像があったので下記に記載します。
(画像に引用先を貼っています)

まあ犯罪ですから駄目ですよね。ですが、18歳未満だろうと18歳以上だろうと犯罪は犯罪なのでその点では同じです。

ロリコンに関する排斥

ここからは「悪について誰もが知るべき10の事実」の第六章を基に記載していきます。引用している部分はその都度記載します。またここでは「小児性愛者」と記載させていただきます。今回は本質的ではないかと思いますが ロリコンを小児性愛者を一緒にして記載します。

本書ではある衝撃的な実験について記載しています。端的にまとめたのが
下記です。

■ドイツ語を話す被験者と英語を話す被験者を対象に調査を行った。
■被験者には特定の反社会的集団に対する偏見を探った。
■「小児性愛者」に対する質問の回答と他の項目(性的サディスト・アルコールに溺れる人etc)と比較したところ「小児性愛者に対するほぼ全ての反応がそれ以外の集団に対するものより否定的だった」
■ドイツ語を話す被験者の14%、英語を話す人の28%が「小児性愛者はたとえ犯罪行為がしたことがなくても死んだ方がよい」という項目に賛成した。「悪について誰もが知るべき10の事実」p184-p185(一部改変)

特に一番下は衝撃的です。「小児性愛者」と「性犯罪者」は分けて考えるべきなんですが、疑わしきは罰せよのような思考を持っている人が一定数いるとが伺えます。

**小児性愛関連で理解しておくべきこと

**

本書では小児性愛について他にも、
■男性に限った例ではない
■数は多くいるが、その多くは実際に行動したことはない
■自分と同じ年齢層の人と結婚している人もいる
といったことにも言及されています。
また最後には、我々が理解しておくべきことについて言及されていますので結論部分だけ抜粋します。

(1)全ての小児性犯罪者が小児・思春期性愛者というわけでもなく、全ての小児・思春期性愛者が小児性犯罪者というわけではない
(2)小児性犯罪者が知らない人とは限らない
(3)児童性的虐待の加害者のほとんどは性的虐待を受けたことがない
(4)オンラインで児童ポルノを観る人は大勢いるが、彼らはオフラインで小児犯罪行為をしたりしない          (p192-p194より引用)

さいごに

小学校のトイレで大便をした際、あだ名が「ウンコマン」となる文化がなぜか全国にあります。ウンコマンになると「臭い」と言われ避けられる傾向があります(ほとんどは一時的なものだと思いますが)
今回のケースもそれに似たようなものなんじゃないかと思います。

目を背けたくなるようなことについて目をむけることも重要であります。

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