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第一回 やまたかヒョロワー性癖布教選手権 結果発表

どうもみなさんこんにちは。

やまたかヒョロワー性癖布教選手権大会 会長兼理事兼審査委員長を務めます、ヤマトたかはしです。

約一か月の応募期間を設けた今大会。応募件数はなんと


な、なんと…!?

…4件でした。

想像よりも少なくて、すこし悲しかったです。


だがしかし

たった4件にも関わらずあまりの面子の濃さに審査は難航を極めました。
何度も挫けそうになりながらも、応募作品への精読、音読を繰り返し、ついに最優秀賞を決めることができました。


さて、結果発表の前に、何故今大会を開くに至ったかのお話を少し。

日々、TLを見ていると色んなオタクがいます。
皆さんを見ていて私は常々感じるのです。

140字では収まりきらない皆さんの重すぎる圧を。

言葉の裏に隠した思いを。

裏に隠せずにじみ出ている想いを。

私は、それを受け止めたかった。浴びてみたかった。溺れてみたかった。

これは私の中でずっと根付いている考えなのですが、
「好きものについて語っている」これほど、魅力的に映る他人の行動はないのです。

何かを好きでいるということには膨大なエネルギーがいります。
興味を持ち、それについて考える時間が増え、日常に溶け込んでいって。
楽しいことばかりではありません。時にはつらいことだってあるはずです。
それでもそれを思い続け、信じ続け、待ち続け。

それらを全部乗り越えた先で、内に込めていた物を他人に伝える。
好きな存在を汚すまいという誇りをもって、美化するまでもないそのもの自体の魅力をありのままに伝えようとして、己の好きという気持ちと向き合う。
この世で一番眩しく、美しく、輝いている時間。

その全力の気持ちを受け止め、私からも全力の思いを返す。
これが今大会の真の姿だったのです。


この聖なる舞台に役者は揃い、時が満ち、運命の歯車は回りだす。

それでは、オーディション最終日、性癖のレヴューの開幕です。

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ちなみに、たまにnote使うと、アイコンの幼女は誰だと言われるのですが、これは僕が性癖を詰め込んで作った自作のVroidモデルです。


応募作品一覧 ※()内はテーマ

・おじさんに身をゆだねた人生 (魔女の宅急便・キキ・宮崎駿)

https://neko-trd.hatenablog.com/entry/2021/08/01/011039

・ヤマトたかはしへ送る『我が闘争』著者 rets (ヴェネツィア)

https://rets-retsrets.hatenablog.com/entry/2021/07/11/233724

・告白します。私はキャラ崩壊二次創作を嬉々として見る中途半端な処女厨です。(キャラ崩壊・厄介腐女子化)

https://zissitutoudaisotu.hatenablog.com/entry/2021/07/11/231806

・ヤマトたかはしに捧ぐ己の性癖 (おしっこ)

https://kahumuki1204.hatenablog.com/entry/2021/07/11/235722?_ga=2.155998843.1930305449.1627746201-524914804.1553228037

本当に異種格闘技。
作品、場所、二次創作ジャンル、性的嗜好。
なぜかそれぞれ別系統の能力者が揃ってしまいました。

今回、応募者の皆様にはそれぞれ1600文字程度の感想と、審査基準の感想を送付させていただきました。
なのでそれぞれの個別の感想は割愛しますが、それぞれの共通点としてあったのは

清々しい、見てて気持ちの良い気持ち悪さをはらんでいたことです。
これは120%の誉め言葉。
こういう記事が読みたかったんだ…と、大笑いしたり感動で涙を流したりしながら読ませていただきました。

それらの中から優劣を決めるのは非常に心苦しいことでした。
しかし、発案したのは私自身でありますし、それぞれの応募作からは「勝つ」という強い圧を感じたため、私も全力で向き合いました。


それでは皆さんお待ちかねの結果発表です……











最優秀賞  ヤマトたかはしに捧ぐ己の性癖 (おしっこ)

優秀賞  告白します。私はキャラ崩壊二次創作を嬉々として見る中途半端な処女厨です。(キャラ崩壊・厄介腐女子化)

とします。おめでとうございます。


決着の理由としましては、
ヤマトたかはしに捧ぐ己の性癖 (おしっこ)」では自らの幼少期からその性癖と向き合ってきた歴史、そしてマイナーな性癖ではなくメインジャンルへとなるべきだという熱いメッセージを受け取りました。その点が他の参加者より一歩抜きんでいていたと感じます。

また、優秀賞。
告白します。私はキャラ崩壊二次創作を嬉々として見る中途半端な処女厨です。(キャラ崩壊・厄介腐女子化)」に関しては自らが良いと感じた率直な感情を言語化し、理論づけていく姿が非常に印象的でした。
また、その結論も大変興味深く、これまた熱い思いを受け取りました。

その他の二作についても非常に印象的でした。
ヤマトたかはしへ送る『我が闘争』著者 rets (ヴェネツィア)」では特にリンク挿入の演出面がずば抜けて素晴らしく、非常にクオリティの高い記事でした。

しかしながら、私が募集テーマを
「自らの性癖、フェチ、推しシチュ等に対しての思いを、実体験や原因となった作品、人物等を踏まえて語った文章。ヤマトたかはしへ、それに対しての愛が伝わるもの。」と、文章を主とした大会としていたことから、加点分が少なくなってしまいました。これはルールの欠陥を認めざるをいません。次回開催時までにはぜひ調整したいと思います。

おじさんに身をゆだねた人生 (魔女の宅急便・キキ・宮崎駿)」
これに関しても非常に良い記事でしたが、最後にまだまだキモイ文章を書けるといったような記述があり、文章からもすべてをさらけ出していない感じがしてしまったことが減点の対象となってしまいました。
是非、その普段の5倍はキモく書けると豪語した妄想記事が読める日が来ることを楽しみにしています。



最後に。

参加者のみなさま。お忙しい中のご参加ありがとうございました。
皆さんの応募作品一つ一つが私の中での宝物です。
また、私事ですが、大会期間中に誕生日を迎えました。そのため勝手ながらですが、誕生日プレゼントとしても非常に嬉しいものとなりました。

大会期間終了後、記事の公開権限は参加者皆様の自由となります。
また、送付した感想についても後悔してくださって構いません。もしくは、記事公開後に、コメント欄に投稿させていただきたいかもしれません。
いや、流石にクソ長コメすぎるな。

景品に関しては後日連絡をさせていただきたいと思います。

それでは、参加者の皆様、大会概要をRTしてくださった皆様、陰ながら応援してくださっていた皆様に感謝を。

また、送ろうと思っていたという皆様、送れば良かったという皆様が居てくだされば、第二回があるかもしれません。

とにかく開催して良かった!そう思っています。
関わってくれた皆様へ。ありがとうございました!!!

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