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東京芸人の方が面白いと思う理由及び東京吉本から天下を取る人間が現れるかの考察

前回、東京芸人は大阪芸人に人気で負けてるのはサービス精神において負けているからだ、という記事を前回あげさせてもらった。

すると
DMなどで大阪芸人の方が面白いですよね
とか
確かに東京芸人のコーナーで笑ったことがない
など大阪芸人シーア派や関西お笑い至上主義者の読者から感想が送られてきたので、はっきり明言しておきたいが

絶対、お笑いの質として東京の方が面白い。
と川瀬は個人的に思う。

は!??

関西の方、ちょっと待ってくれ。揉めたいわけではない。
どっちが面白いかなんてのは究極主観の話なのでそんな不毛な言い争いは2chかヤフコメで繰り広げておいて欲しい。

川瀬が言っている面白さは、多様性の話である。
この多様性を語る上でまず説明しておかなければならないことがある。


【お笑いという文化の認識の違い】
まず大前提として
東京のお笑いはサブカルで大阪のお笑いは大衆演芸という認識である。

関西には子供が少しでもふざけると親から
「もうあんたは吉本興業入りぃ」
という謎のリクルートを受ける羽目になるのがあるあるなくらい文化として根付いてる。

大衆演芸は文字通り大衆に向けてあるものであり、大衆というのはお笑いを普段見ない人からめちゃめちゃよく見る人のこと全てを含む。
大衆の中に普段お笑いを見ない人が含まれているのに大衆演芸と呼べるのかという話になってくるが大阪のお笑い見てない人でも新喜劇くらいは見ている。よって大阪に限り大衆演芸といえる。

ただ新喜劇をちょろっと普段見ているだけでも、お笑いを見ている扱いになるので、全体的にお笑い好きの人口が多いように換算されているが、お笑いオタクということに限って言えば大阪が東京より多いということはない。
逆に言えばちょっと新喜劇を見ただけでお笑いを知った気になってる自称中級者人口は圧倒的に大阪は多いと思う。


それに比べて東京。
東京のお笑いは前述したようにサブカルの1つに過ぎない。

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