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「ナルキッソスとエコー」ニコラ・プッサン【ルーヴル美術館の名品150選】61

作品が語っているメッセージは何か?
世界屈指のコレクションを誇るルーヴル美術館。何万という作品中、絵画に注目、世界的に有名な作品群のうち「意味を読み解く」観点から面白い150の作品を厳選。
人物は?場面は?出典は?意味深なディテールが語っているものは?作品に隠されたメッセージを読み解きます。

ニコラ・プッサン作「ナルキッソスとエコー」、1630年頃、INV7297、0.74×1m、フランス絵画部門、シュリー翼

ナルキッソスは水仙に変身し、
エコーは岩になり
声だけ残り「こだま」になる。
悲しい恋。
死と生まれ変わりの思索を含みます。

◆ナルキッソス(水仙)◆

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