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夢よりも夢のような時間に

QUEENは子供の頃から知ってる。気がついたらビッグネーム。知ってる曲はみんな良いし、そうとは知らずに聞いてた曲もやっぱりいい。熱心なファンではないけれど、でも嫌う理由が何もない。
映画に3回行って、やっぱいいね〜・て『好き』の度合いを深めて。特に応援上映では「リアルタイムでライブに行ってみたかったなぁ」て思って。その後も色々なきっかけで興味を強めてた頃合いに、このツアーの告知を知り、まさかの札幌に来てくれると知って、ダメ元でチケットを申し込んだ。

ら、まさかの1発当確w

こうして『自分が生きている内に行けるとは思ってもいなかったQUEEN先輩のライブ参加』が決まった。人生本当に予測ができないw

2024.02.10 QUEEN and ADAM LAMBERT RHAPSODY TOUR in 札幌ドーム


当日は10時ドーム到着を目指してたんだけど、2度寝寝坊と身支度が手間取って、順調に15分ぐらい遅れで到着。うん、順調であるw

ど晴天の札幌ドーム!
いつもよりのんびり写真を撮ってられたw

当初は16時開場18時開演だったので、2時間じゃグッズ買ったら終わる、下手したら食べ物買う時間もトイレ行く時間もない・と思ったので、時間短縮のためにグッズは絶対に先行販売で買おうと決めていた。でもこの時間でも並んでる人は少なくて、もしかして早すぎた?て思ったぐらいで。
だから、14時過ぎには買い終わって、何か軽く食べてきて、改めて入場列に並べるかな・て思ってた。そう、この段階では。

まぁ諸々あって、販売ブースに入れたのが13:40頃、買い終わって出てきたのが14時でしたw

(この辺ちょとかなり色々とあったんだけど、それはそれで余裕があったら別に纏める。こっちは楽しかった思い出を中心に書く。本当にね……負の感情が渦巻く事態が起きたんだよ、うん。)

トイレ兼ねて連絡通路で暖を取り、友人と合流。15時ごろにまだ販売列にいるフォロワさんの様子を伺いに行き、それから南ゲートに並び直す。
結局、お昼食べにいくどころじゃなくなったので、途中で念のために買ってきたファミマのいちごのパウンドケーキに救われた。うん、非常食大事。
誘導された先が、試合じゃ絶対に入れない南3ゲート(サッカーではアウェイ専用ゲートになるので、ホームの自分たちは絶対に使えない)で、貴重な体験!と謎に盛り上がるw
16時若干すぎて開場。勝手知ったる札幌ドーム、まだ空いてる内に食べ物確保してから座席へ向かう。全席指定の強み!座席確保しなくていい有り難さ!!!w

それでも、座席に着いた頃には16:38になってました。ドーム広しw


座席に着いた直後。まだまだ人が少ない。
しかし、ライブモードは新鮮!

食べて、着替え兼ねて念のためもう1回トイレも済ませて戻ってきて、ちょっとまったりしてたら、本当に何の前触れもなくGLAYさんスタート!いきなり暗くなったと思ったら始まって、前説とかないの?!って驚くレベル!!!w
A席だった自分の周りは立ち上がる人も殆どいなくて、逆に座ってじっくり聞く機会なんて滅多にない・と開き直って、完全視聴モードで見させていただきましたw

時間的に、これから座席に行く人たちがまだまだ多くて、みんな暗い中スマホのバックライトで照らしながら歩いてるから、結構しょっちゅう眩しい思いをしたw
明らかに何回も自分の側をうろうろした人たち2〜3組に座席案内をしたよ。慣れてないと解りにくいんだろうな。
いきなり座席番号じゃなく、まずは通路番号を見てー!て思ったけど、ドームの通路番号「奇数が上・偶数は下」だから、慣れてないと混乱するのかも。60の次が62?61はどこ?みたいな感じになっても不思議はないし。

しかし、自分たちの本来の音響や照明じゃない中でのパフォーマンスって大変だったろうに、しっかりとこなしていたGLAYさんマジに凄い・と思った。スクリーンに歌詞を出してくれてたのも素敵な配慮だったなあ。
後、一番驚いたのは、今回QUEENサイドが「スマホ・コンデジに限り撮影OK」だったけど、GLAYさんもそのルールを許容してくれたこと!「ゲストの公演中は不可」て言われてなかったからアリなんだ!・て、びっくりした!スマホ出して撮影してる人が多かったよ、特にバラードだとずっと不動で撮り続けてる人もいたぐらい。貴重な体験だもんなー。
ただまぁ自分は気が引けて撮影出来なかったけどw代わりに(違w)持ってきたオペラグラスの調整兼ねて、じっくりと見させていただきましたw

GLAYさん終わって気持ちも盛り上がって、でも何故か余裕も出てきて、この辺からあちこちの写真を撮り始める。主にステージやら機材やら。スモークがアリーナ席の後ろ辺りからも出てくるのに驚いたり、照明用の高い鉄塔にスタッフさんが登ってくのを見て、そうかそこも人力か……!て驚いたり。

登るのは人力ではなく、ワイヤーが何かで引っ張り上げてました。
狼煙みたいなスモークw
吊り下げのスピーカー。ステージ横に4セット、アリーナ後方に3セット。


そうしてワクワクが高まってきた頃に、BGMが切り替わって、いよいよ始まる!て空気に!
手拍子で期待を膨らませつつ待って、そして始まりましたーーー!!!!



…………と思ったら、なんと、私の横と前の方の人たち、誰も立たない!!!マジか???!!!


え?ここって着席指定だったっけ?て不安になるぐらい、みんな普通に座ってる。中にはスマホ構えっぱなしの人もいる。
でも通路より前のS席の人たちは立ってるし(中には座ってる人もいたけど)、ふと横を見たら、隣の通路の向こうのブロックの人たちは立ってるし、なんか自分の近くだけ誰も立ってない……え、なんで?
えーとこのまま周りに合わせて大人しく座ってなきゃダメ?
いやまぁ座って爆音を堪能するのも良いかもしれないけど……えー、2度目はないかもしれない・と思って来たライブで、立つことも出来ないのはちょっと……いや全員座ってるんならまだしも…………。

とか悩んでたけど、2曲目がRADIO GA GAだったので、うん無理!!!!って立ちましたwwwいや無理だろこの曲で座ってられる訳がないっって!!!!www

応援上映で見てから、この曲は生で手拍子したかったー!て思ってた夢が叶いましたよ……嬉しい〜!
予習が不十分すぎてタイトル把握してない曲も多かったけど、Hammer To FallやAnothe One Bites The Dust、I Was Born To Love You、Don't Stop Me Nowみたいな有名どころはやっぱり盛り上がったし、Somebody To LoveとかUnder PressureとかWho Wants To Live Foreverなんかも映画を思い出してゾクゾクするし、CDで知ったA Kind Of Magicも嬉しかったし、頑張って練習したWe Will Rock Youの足踏み手拍子が出来たのも嬉しかったしw、Show Must Go Onは自分にとってはマスト曲なので全身全霊でしっかり聴き込んだし、Bohemian RhapsodyとWe Are The Championはやると信じてたし!w
I'm In Love With My Carでロジャーさんの歌いながらのドラムにすげー・てなったり、ブライアン先生のギターソロに酔いしれたり。そんな中で、Bicycle Raceが始まった時は「あーーーーーッ、そかこれもQUEENだったそうだったーーーー!!!!w」てなったw申し訳ないwwwこの曲だけ思わずオペラグラスでガン見してしまったwww

Love Of My Lifeと「手を取り合って」が予習不足でちゃんと歌えなかったのが心残り。手を取り合っての字幕は、私の側はローマ字だったので逆に読みにくかったんだ……。
この辺の「スマホのバックライトをペンラ代わりに振る」のが、凄く綺麗だったし、自分もすぐに参加出来るのが嬉しかった。グッズのペンラだと買わなきゃ参加出来ないけど、スマホはみんな持ってるから簡単に出来て良いね。
あと、Bohemian Rhapsodyでもまさか最後を託されるとは思わなくて、うろ覚えでちゃんと歌えなかったから、これも反省点。
ただ、後で知ったけど、もしかしてこれ札幌がこのツアー初めてだったのかもしれない……!

てかマジに、Show Must Go OnからBohemian Rhapsodyに繋ぐラストは圧巻でしたよ……!本当に凄かった!!!

アンコールからは流石にずっと座ってた人たちも立ってくれて、ようやく自分にとって「ライブ」らしい雰囲気にwてかみなさん、よくあのセトリで座ってられましたね……自分無理だ絶対に。

実は今回、海外バンドのライブでは初めてだったので、一番圧倒されたのが映像!上の方のA席からだと、どこまでがセットでどこからが映像なのか見分けが付かなかったけど、まさかの全部映像!!!終わってみたらスクリーン1枚で!!!現代の映像投影技術半端ねええええ!!!!・てなったよ、いや本当に!

そして「ドームの天井に穴を開ける」かのような勢いの音圧!ロジャーさんのドラムもパワフルだし、ブライアン先生のギターは脳髄ぶっ飛ばしにくるし、何よりアダムくんのあの声量と声域の広さ!!!!しかも音を外さない!喉にスピーカー仕込んでますか?!ってレベル!!!!そのくせキュートだし!!!w

そして、スクリーンに常時メンバーが映っているから、距離感がバグる。ドームのスタンド席なのに、途中で忘れてホールクラスの2階席にいるような錯覚がしてたよ。そのぐらい気持ちの距離が近い。
そしてオペラグラスの出番も忘れるw
曲中に使ったのはBicycle Raceだけで、あとは曲間に時々メンバー同士がなんかわちゃわちゃしてるのを見たりしたぐらいだったw
でも本当にオペラグラスの必要のないドームクラスって、いいねぇ。ちゃんと肉眼で堪能できる方がライブらしくて好い、うん。

最後の挨拶が終わって帰るところを見送って、後は規制退場待ちでのんびりまったり余韻を反芻。
そういえば、挨拶にサポメンが前まで来たのも珍しいことだったらしい。

なんだかもう、ライブでここまで札幌良かった!って言ってもらえることないから、マジで嬉しくて泣けた……!

今は本当に「札幌に来てくれてありがとうございます!」としか言える言葉がない。こんなチャンスがなければ、一生絶対に生であの音も声も聞くことはなかったもんなぁ……次があるかどうか解らないからこそ、本当に思い切って行ってよかったよ……!
セトリ、音、映像、全てに圧倒されて、本当に満足で終わった「One Night Dream」
2度目はないかもしれない・と思っての参加だったけど、もしまた奇跡的に札幌来てくれたら行きたい絶対に行きたい。今度はも少しいい席取る!


そんな余韻に浸りつつ、偶然にも席が近かったフォロワさんと合流して、退場順番までおしゃべりしながらのんびりしてたら、後ろの暗幕が開いて。
そこには何と、大量の11tトラック!!!推定で6台×4列=24台!!!!!

圧巻!!!


そして次々と解体されてくステージ、退場完了したブロックから撤去されてく椅子、手際よく進む撤収作業が見てて面白いぐらい!
凄い凄い!と見てたら退場の順番が来て。お陰で退屈せずにすんだので感謝したいw

とはいえ、ドームも駅までの道も福住駅の中も、まだまだ人でごった返してる状態。焦っても仕方ないので、人の流れに任せてのんびりまったり帰路について。
福住駅に着いた頃には既に23時近くで、家に帰り着いたのは0時近く。
色々あったけど、最後は充実した長い夢のような1日でした……♪


GLAYさんのセトリ

こちらはQUEEN先輩公式が作ってくれたセトリ動画。本当に有難い〜!



家に帰って見ていたプログラムに、このお言葉……!

終わったけど、終わりじゃないよね……?

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