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【情Ⅰ】知的財産権の基礎:著作権と産業財産権

産業財産権(特許権、実用新案権、意匠権、商標権)はどれも権利の保護期間を延長することはできず、一定期間後には社会で自由に使うことができる。○か✕か。

新たに開発されたソフトウェアは実用新案権で保護される。○か✕か。

特許庁への届け出がない作品については著作権を行使することができない。○か✕か。

著作権者に無断で、流行っているアニメのキャラクターが入ったクラスTシャツを作成し、文化祭で使用した。これは著作権を侵害している。○か✕か。

学校の文化祭で軽音楽部が無料ライブを行うことなった。使用する楽曲の著作権者に許諾を取る必要がある。○か✕か。

著作権者に無断で、小説の一部をレポートの作成のために引用した。これは著作権を侵害している。○か✕か。

小説(原著作物)をもとにしたアニメ(二次的著作物)を利用する場合、アニメの著作権者にのみ許諾を得ればよい。○か✕か。

特定の果物を食べることで異能を得たキャラクターたちが、隠された遺産を巡ってバトルするという有名漫画の世界観を模倣した作品を作成した。これは著作権を侵害している。○か✕か。

数式のひとつひとつは著作物ではない。よって、計算問題を多数ならべた問題集も著作物とは言えない。○か✕か。

地図は著作物ではないので、自由に使用してよい。○か✕か。

クラスメートに頼まれてテレビ番組をブルーレイディスクに録画し、それを渡した。これは著作権の侵害に当たる。○か✕か。

小説を友人に貸した。これは貸与権を侵害している。○か✕か。

著作権のうち、公表権、氏名表示権、同一性保持権は他人に譲渡・相続をすることができない。○か✕か。

小説のタイトルには著作権が認められない。そのため、出版社は著作者の意見を聞かなくても、小説のタイトルを変更することができる。○か✕か。

DVDのコピープロテクションを回避して複製(リッピング)を行った。これは著作権を侵害している。○か✕か。

映画を複製する場合、使用している楽曲を歌う歌手などの実演家にも、その都度許諾を得る必要がある。○か✕か。

著作権は著作権者の死後、速やかに失効し、社会で自由に使えるようになる。○か✕か。

撮影した写真をインターネットで公開する場合、背景に絵画などの著作物が写り込んでいないかを入念にチェックする必要がある。○か✕か。

駅前にあるモニュメントを撮影し、SNSにアップした。これは著作権を侵害する行為である。○か✕か。

人工知能の開発のためには大量のデータを収集する必要がある。このデータ収集は著作権を侵害する行為である。○か✕か。

Aさんが独自にイラストを描きあげ、SNSにアップロードした。このイラストがBさんのイラストと酷似していた。AさんはBさんの著作権を侵害していたことになる。○か✕か。

次のCCライセンス(クリエイティブ・コモンズライセンス)がつけられた著作物は改変して商用利用してもよい。○か✕か。(BY-SA)

You Tubeなどで、流行り曲の「歌ってみた」「弾いてみた」はどれも著作権を侵害する行為である。○か✕か。

著作権が消失した著作物は、誰でもそれを複製して配布することができる。○か✕か。

同人誌などの二次創作活動は、権利者の告訴がなければ、刑事訴追されることはない。○か✕か。


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