001 冬冬の夏休み 映画感想

私は、映画好き。今回は、1984年の台湾のドラマ映画、「冬冬の夏休み」を観た。

1980年代に台湾を舞台にして、二人の幼い兄妹が主人公である。兄の愛称が冬冬(トントン)で、妹がティンティンという愛称だ。

二人の母が病気で入院しているので、兄妹は台北から苗栗(ミャオリー)という田舎の祖父母宅に、夏休みの間預けられる。

二人は目新しいことに興味津々。兄は近所の子たちと悪がき隊を結成したり、妹はついていけない腹いせに、裸で泳いでいた兄たちの衣服を川に流したり。

子供ならではの、悪いと分かっているのに、ついついやってしまう気持ちや、正直に話してしまうところは、過去の自分を思い起こさせてくれた。

祖父母は厳しく、制限をかけてくるうっとうしさもよく分かる。台湾の田舎の風景も、どこか懐かしさを覚えた。

二人の夏休みが終わるころには、どうなっているのか。

不思議と懐かしさと、これが昔の台湾の田舎なのだなと、どこか納得した気持ちになれた。星3つの評価。

時折出てくる台湾語は、全然分からないけど、それが台湾らしいなと感じた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?