HSPは不幸なのか

私はnoteを通じでHSPの大変さを簡単にではありますが語ってきました。

大変さアピールをしたことによりHSPは不幸な性質なのではないかと思われた方もいるかもしれません。

そこで今回はHSP、感覚過敏と診断された私が当事者についてどのように考えているかを述べたいと思います。

私は、

HSPは不幸だが、その性質を利用することはできる。

と考えています。

他の人より感覚が鋭いことで得したことは正直数える程度しかないと考えています。

しかし、有効活用は簡単にできるので活用法を見つけることができれば多くの人が過ごしやすくなるのではないかと思っています。

HSPの人に限らないと思いますが、感性や感覚は人それぞれ。個人差が大きいものなので全ての人に当てはまると思いませんが、参考になれば嬉しいです。

HSPの特性を活かせた話と題しましていくつかお話ししたいと思います。

HSPの特性を活かせた話①

アロマテラピー

私は親の影響もあり、小さい頃からアロマオイルは身近なものでした。家には親が好きな香りを中心に約10種類の精油が常備しており、朝はペパーミント、夜はラベンダーのように香りを楽しむ習慣がありました。

今月初めの投稿で

アロマテラピー検定を受けました

と報告したと思います。まだ合否もわからない状態で書くのはおかしいかもしれないのですが、アロマについて勉強するまで知らなかった香りもありましたが、自分の過敏さのおかげで香りの違いを覚えやすかったのではないかと思っています。

また、○○産より××産の方がいい香りだとか、☆☆社より♪♪社の方が香りが好みで、この二つでは香りが全く違うということがわかる等、(言い方は悪いのですが)鈍感な人にはわからないこともわかるので、今ではアロマテラピーは趣味の一つです。

HSPの特性を活かせた話②

味比べ

これは①のアロマテラピーより地味な趣味なのですが、特に水の味比べをするのが趣味です笑

私は今まで

水なんてどれも同じ味だろ!!

と何度も言われてきましたが、水の味はメーカーや種類によって全然違うから!!!

いろはすを千葉と福岡で買ってみたら全然違ったから!!まあ私いろはす好きじゃないけどな!!!

少々言葉遣いが悪くなってしまいましたが、とても地味な趣味ですね。味覚が過敏ということは地域ごとに出汁が違うカップ麺の食べ比べもできます。味の比較ができるって自分が一流料理人になったみたいで楽しいですよ
(ただし、他の人に味の違いわかるんだぜアピールはしないようにしましょう。嫌われます。)

HSPの特性を活かせた話③

音楽

私は楽器をやっていた時期があるので、音の違いが分からない方には理解ができない話かもしれません。

よくTV番組で、『これはプロの演奏?アマチュアの演奏?』もしくは『これは1000万の楽器?3万の楽器?』なんてコーナーありますよね。

あのコーナー、違いがわかったらかっこいいですよね。

音楽をやってたからか、音の違いを感じ取れるからかわりと楽に当てられます。

過敏さかどうか分からなくなってきましたね。

正直に言います、性質を利用できるなんて大口を叩きましたが限界です。

すごくうるさい教室の中にいてもチャイムの音をクラスで唯一聞き取れてたとか最早そのレベルなんですよ…。

結局

ものは考えよう

ですよね。

でも絶対ポジティブに考えた方が楽ですし、自分の性格や性質を諦めたり受け入れはじめたらポジティブに生きた方が楽ですよね。

それがHSPと診断されてから2年経った私の考えです。

病み切らないとなかなかこの考えにはならないと思いますが、参考になれば嬉しいです。

みなさんも私も楽に過ごせますように。

めい


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