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日記 ショーケースチャレンジの思い出とエルドラージについての考えあれこれ

10月5日のLegacy Showcase Challengeでトップ8に入ることができました、やったね。
一度もテストしていないデッキでトップ8に入れたのを考えると、やっぱり調子も良かったしデッキも上手いことハマりましたね、特に目立った事故も無かったので。

今回はショーケースチャレンジの振り返りやエルドラージについて考えていることを日記感覚で綴っていきます。
軽い気持ちで書きたいというのと有料にする重みを知ったので特に値段は付けない形です。
また、この記事の中身は完全に正しい答えではなく僕の一個人の考えにすぎません。まだ僕自身模索中です。

デッキと環境予想

友人のしぎれえ(Deathrite1221)と前々からエルドラージのメインに《剣を鍬に》を入れたいという話をしてきました。
そこで彼から「メインにソープロ入れてチャリスの代わりにアメジストのとげ入れたらよくね?」と言われ、自分も前に似たようなことを考えていたのもあってこのような形に。眠いし序盤で1敗したらドロップするつもりで特攻したのでデッキ自体はあまり練られていません。

とはいってももちろんちゃんとした考えがあってこのような形にはなりました。その説明の前に環境について自分の考えをまず書いていきます。

自分の現環境への解釈は

Tier1:  ・RUGデルバー 

Tier2:  ・ホガーク ・ダークデプス ・オムニテル ・エルフ(上手いプレイヤーなら) ・マーベリック ・エスパーバイアル ・氷雪コントロール ・デスタク

Tier3:  ・忍者 ・デスシャドウ ・スニークショー ・緑単ポスト ・Lands  ・TES ・ローム

といった感じで環境のトップは明確にRUGデルバーで、Tier2以下に様々なデッキがいると考えています。
エルフに関しては確かに《アロサウルス飼い》によって強化されましたが、環境的に優れたデッキとは感じません。ですが上手いエルフ使いは一定数MO上にいると考えているためこのような表記にしています。

デッキの話に戻りますと、デッキの本質は《アメジストのとげ》を使いたいというところではなく、現環境における《虚空の杯》の有用性が落ちたと感じているというのと、《剣を鋤に》が強い環境だというところにあります。そこに環境トップであるRUGデルバー相手に勝つために《虚空の杯》を入れない方がいいという考えが重なったからです。別のメインに《虚空の杯》を入れたエルドラージデッキを使う際も、僕はデルバー相手に毎回《虚空の杯》をサイドアウトしていました。
RUGデルバー相手に《虚空の杯》を入れない方がいいと考える理由は、ただ単に《虚空の杯》と《剣を鋤に》を共存させたくないというだけでなく、デルバー相手にエルドラージマナから唱えられない2マナの、クリーチャーでもなく相手のクリーチャーに触れられないようなカードをテンポの観点から入れたくない、という考えです。これは先手後手関係なく感じています。

確かに相手の優秀な1マナスペルと《戦慄衆の秘儀術師》を無力化することができますがそれよりも、1マナの除去を使い地上をどかしながらクリーチャーでライフを削っていく方がデルバー相手には勝てると感じました。
結局《虚空の杯》というカードは効くかどうかブレが大きいカードであり、長い目で見るとリターンよりリスクの方が大きいのです。

《剣を鋤に》はダークデプスに対しても有効ですし、マーベリックやデスタクなどのクリーチャーデッキが増えてきたこともあり、それらのデッキ相手にもあると大きく勝率が変わります。
ちなみに《四肢切断》は白マナを必要としませんが、4点ペイが辛いというのと、追放除去ほど万能ではないためあまり好きではないです。
白マナが必要という問題も、除去を急ぐ展開自体あまりなく、ゲーム中のどこかで打てるので問題ありませんでした。


《アメジストのとげ》自体も感触はそこまで悪くはありませんでした。《虚空の杯》と違って1マナスペルは止められませんが、相手のテンポを削ぐことができますし、オムニテルなど非クリーチャーのコンボデッキ相手には《虚空の杯》より効果的です。
ですがそもそも、最近では《虚空の杯》も《アメジストのとげ》も両方メインに必要ないと感じています。この考えについてはのちのエルドラージの考察の部分で。

今回の大会では《アメジストのとげ》じゃなく《虚空の杯》だったらよかったなあと思う場面もありましたが、長い目で見るとやっぱりメインの《虚空の杯》より《剣を鋤に》を取ってよかったと感じています。

ショーケースチャレンジ本戦

参加者は126人の7回戦。6-1以上でないと抜けられません。

R1 RUGデルバー 先手 2-0 ○○

メインは下記のハンドをキープ。

特に言うことはなく順当に勝ち。

サイドボーディング(後手)
In:《水蓮の花びら》1枚 《流刑への道》1枚 《忘却の輪》2枚
out:《アメジストのとげ》4枚

サイド後は1マリでキープ。戻したカードは《エルドラージのミミック》。
相手ダブマリで普通に勝ち。

R2 バーン 後手 2-1 ×○○

ゼンディカーの夜明けのゴブリンガイドもどきや《ボーマットの急使》、《ゴブリンのクレーター掘り》が入っていてクリーチャー多めのミッドレンジ気味なバーン。
上手いことサイドボーディングできたと思う。

メインは下記のハンドをキープ。普通に間に合わず負け。


サイドボーディング(先手)
In:《虚空の杯》4枚 
out:《水蓮の花びら》1枚 《剣を鍬に》3枚

7枚キープ。なぜか不毛の大地が3発飛んできてキレたけどチャリス1と難題で勝ち。


サイドボーディング(後手)
In:《水蓮の花びら》1枚 《流刑への道》1枚 《忘却の輪》2枚
out:《アメジストのとげ》4枚

後手なら妨害アーティファクトは間に合わないし《粉々》の的になると思い除去を増やした形。相手のクリーチャーを捌けたし《粉々》が腐ってるのも難題で確認できて上手いことハマって勝ち。

R3 ドゥームズデイ 後手 2-1 ○×○

知ってる相手で多分ドゥームズデイかな~と思いながらも普通のハンドをキープ。相手1マリ。

相手が調子悪く普通に殴って勝ち。


サイドボーディング(後手)
In:《虚空の杯》4枚 《水蓮の花びら》1枚
out:《剣を鍬に》4枚 《カラカス》1枚

1マリでキープ、戻したのは《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》。

先手1ターン目の《アメジストのとげ》を《目くらまし》で打ち消されたりハンデスでグダグダやった末あと1ターン足りず負け。

サイド変わらず3本目。

相手トリマリでこのハンドならそら勝つでしょ。

R4 BUGタッチ物あさりホガーク 先手 2-1 ×○○

これチャリスならなあ...順当に負け。

サイドボーディング(先手)
In:《虚空の杯》4枚 《虚空の力線》4枚
out:《アメジストのとげ》4枚 《剣を鍬に》4枚

かみ合った試合。1ターン目に《活性の力》がとんできた後2ターン目に《虚空の杯》X=1で勝ち。

サイド変わらず。後手。

トリマリして泣いていたけれど相手が置物破壊何もなくしばらく停滞。
《復讐蔦》が走ってきたりしたけど上からちゃんと肉引けて勝ち。

R5 BUGホガーク 後手 2-1 ○××

めちゃくちゃ反省点があったマッチ。

これチャリ案件2回目。 難題で少し妨害しながらもホガークを出されたけど上から《変位エルドラージ》で上手いこと殴って勝ち。

サイドボーディング(後手)

In:《虚空の杯》4枚 《虚空の力線》4枚
out:《アメジストのとげ》4枚 《剣を鍬に》4枚

初手はなかなか良かったが《陰謀団式療法》でチャリスを抜かれる。
2ターン目に《狂気の祭壇》を出された返しに《難題の予見者》でハンドを見るとホガーク、《暗殺者の戦利品》、黒いフェッチ、《ドライアドの東屋》を持ってこれるフェッチ。


ここで《暗殺者の戦利品》を抜いた後上からまた引かれて難題が除去されたりするも途中まではいい感じに殴ってました。

(問題のシーン)

ここで相手の手札はホガークと緑フェッチ(ドライアドの東屋)と次のドロー合わせて2枚の分からないカード。
ここでの選択肢として

①打点として《変位エルドラージ》をプレイする
②3マナを構えて《変位エルドラージ》の能力を起動できるようにし、《果てしなきもの》をブリンクして相手墓地に《黄泉からの橋》が落ちた際に追放できるようにする

の2つがあります。この時の僕の考えとして、ホガークが手札に見えてはいるものの、相手の墓地も3枚しかないし次死ぬことはないだろうから《変位エルドラージ》を出して打点を増やそう。と思い《変位エルドラージ》をプレイしました。

《縫い師への供給者》プレイ→《陰謀団式療法》フラッシュバック対象自分→《縫い師への供給者》の死亡時誘発とディスカードで墓地に2枚《黄泉からの橋》が落ちる→フェッチから《ドライアドの東屋》→見えてる部分でループ入って負け

これで負けたときは声が出ましたね。冷静に考えると負け筋が《黄泉からの橋》しかないので《変位エルドラージ》を急いでプレイしない方が良かったと思います。

サイド変わらず先手。相手ダブマリ。

(また問題のシーン)

相手は《むかしむかし》を打ってエンド。

相手がダブマリで《虚空の力線》がある状態から負けることはありません。ここでは《活性の力》を警戒してチャリスをプレイせず《変位エルドラージ》をプレイするべきでした。
この後は《活性の力》をプレイされて3ターン目にホガークと《復讐蔦》が出てきて負け。
頭の中では分かっていても心が弱くてチャリスをプレイしてしまいましたねこれは...
考え自体は合っていたので次からはちゃんと正しいプレイができるようにしたいですね。

R6 Lands 先手 ○○

すいません、このマッチについては本当に何も書くことがないし覚えてないです。

こっちのハンドが強くて相手のハンドがあんまり強くなかっただけです。
6分でマッチ終わりました。

サイドボーディング(後手)
In:《水蓮の花びら》1枚 《流刑への道》1枚 《魔術遠眼鏡》2枚
out:《アメジストのとげ》4枚 

難題難題スマッシャー最強!

R7 RUGデルバー 先手 2-0 ○○ (kiyoaggroさん)

ツイッターでお互い頑張りましょうと言っていたら当たってしまった~。
有利なマッチではあるもののSEにいけるかどうかがかかっていたのと相手が強豪だったのもあって心臓バクバクでした。

6枚でキープ。相手は7枚でキープ。

《目くらまし》で《水蓮の花びら》を切らされ《タルモゴイフ》のサイズが5/6になるも都合よく《剣を鍬に》で除去。
その後は難題や上から引いた軽いクリーチャーで順当に殴って勝ち。

サイドボーディング(後手)
In:《水蓮の花びら》1枚 《流刑への道》1枚 《忘却の輪》2枚
out:《アメジストのとげ》4枚

お互い7枚キープ。相手は1ターン目に《Volcanic Island》を置いてエンド。
次の相手のアップキープに不毛を打ってみたらスタックでブレスト。
その後置かれたのが《不毛の大地》で土地詰まってるのが判明。

2ターン後土地を引かれて割ともつれたけれどウギンの目が動き始めて勝ち!

6-1で3位、SEへ。

SE1 エルフ 後手 1-2 ○××

名前を知ってるプレイヤーに当たってエルフかぁ...となる。

ダブマリだけどそこそこいいハンド。

幸運なことにメインは相手が特に何も引かずひたすら殴って勝ち。

サイドボーディング(後手)
In:《虚空の杯》4枚
out:《アメジストのとげ》4枚

キープ。うおおおおおスマッシャー!!!!!!!!!

2ターン目《大祖始》負け。

サイド変わらず

ソープロが腐るけど《アロサウルス飼い》さえ来なければいいしやろうかなって感じのハンド。

終わり!w  今思うと7枚でこれをキープするくらいならマリガンしてよかったですね。眠くて投げやりになってしまいました。

ということで1没の6-2で7位でした。
エルフは当たったら諦めようくらいの心持ちだったのでまあしょうがないですね。1没ではありましたがトップ8に入れて大満足です。

エルドラージ考察

ここからはエルドラージについての自分の考えを色々書いていきます。紙で組もうと思ってるくらいにはこれからも使いそうだし好きなデッキなので。

ショーケースチャレンジで使ったチャリス無し型のエルドラージです。

土地27枚と《水蓮の花びら》

・《古えの墳墓》《魂の洞窟》《エルドラージの寺院》各4枚
言うことなし。全部4枚確定。

・《カラカス》2枚
明確に強い土地でかつ白マナも出るのが偉い。
伝説なので2枚。デプスが流行ったら3でもいいかもしれません。

・《シェフェトの砂丘》3枚
無色マナと白マナ両方出すために。100回に1回くらいちゃんと能力を起動する。

・《冠雪の平地》3枚
基本土地は何かと便利なのとライフペイ無しで白マナが出るので3枚。
でも無色マナがでなくてちょくちょく困った記憶があるのでシェフェトの砂丘4平地2の方がいいかもしれない。

・《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》1枚
《ウギンの目》からマナが出るようになるのと墳墓のライフペイを減らすのが役割。白マナが出る土地に変えたいとも思うけれど引いたらけっこう仕事をするので1枚。

・《不毛の大地》2枚
前のめりに土地を攻めるデッキではないけれど、上手いこと妨害したり厄介な土地を割るために2枚ほどあったら嬉しい。

・《水蓮の花びら》メイン1枚 サイド1枚
水蓮の花びらは目くらましをケアできますが、目くらましを使うデッキ相手にはちゃんと土地を置いてマナを伸ばしたいです。ですがコンボに強く白マナも出ますし、目くらましを使う相手に序盤のテンポをつくるためメイン1枚サイド1枚。

《ウギンの目》4枚の理由

一般的な白エルドラージストンピィのマナの枚数は、土地24ペタル4でウギンの目は3枚とっています。

しかし僕の白エルドラージストンピィは、メインのマナは土地27ペタル1で、《ウギンの目》の枚数は4枚です。

その理由として、土地詰まりのリスクを減らしながらもデッキの勢いを落としたくないからというのがあります。

僕の自論として、エルドラージは土地が27枚ほどないと土地詰まりの不安を解消できないし、安定してマナを出せないと考えています。そのため、僕はペタルの枚数を控えめにしてアドバンテージ面でデッキを安定させようとしています。ですがそうなると、ペタルの枚数を減らすことになり、結果的にデッキの勢いが落ちてしまいます。
そこで、4枚目の《ウギンの目》をとりました。2枚目以降が腐るというリスクはありますが、恒常的に2マナでる土地の枚数を増やしてデッキの勢いを補強しながら、土地詰まりのリスクを減らしました。
また、コントロール相手に確実にウギンの目を引いてマナの受けを作りたいというのもあります(この場合は長期戦になり被るリスクも上がりますが3枚だと結構引けないので)

クリーチャー 24枚

・《エルドラージのミミック》《作り変えるもの》《変位エルドラージ》《難題の予見者》《果てしなきもの》《現実を砕くもの》各4枚

まあ言うことはないでしょう。

非クリーチャー 8枚

・《剣を鍬に》4枚
やっぱり今の環境を考えると

《虚空の杯》より《剣を鍬に》を優先するメリット>《虚空の杯》をとるメリット

だと思います。

・《アメジストのとげ》4枚
《虚空の杯》の代わりに入れました。悪くはありませんでしたが必要性を感じませんでした。
《水蓮の花びら》が少ないからかもしれませんが、《虚空の杯》も《アメジストのとげ》もメインに入れてもテンポが悪かったです。

そもそも最近は《虚空の杯》や《アメジストのとげ》などの腐る可能性のあってテンポの悪いカードを入れる必要がないと感じます。
それらの不安定なカードを入れるよりも、純粋なエルドラージビートと除去の《剣を鍬に》できれいにまとめた構成の方が、今のコンボデッキがあまりいない環境においては全体的な勝率が上がると考えています。
コンボを意識するのはサイド後からで問題ないでしょう。

また、《スレイベンの守護者、サリア》を入れるという考えも出ましたが、このカードはエルドラージのデッキコンセプトと噛み合っていないと考えています。

《スレイベンの守護者、サリア》が嫌いな理由

確かに一見、《アメジストのとげ》と違ってクロックになれるので腐らないように見えます。
しかし、サリアは実際には全てにおいて中途半端なカードです。

《アメジストのとげ》が有効でないマッチでも確かにクロックにはなれますが、たかだか2/1です。しかも、エルドラージマナを使えず、白マナも要求されます。序盤にしかまともに仕事できないサイズなのにプレイしづらく後回しにされ、結局手札で腐ってしまうようなカードだと感じてしまいます。

《アメジストのとげ》が有効なマッチでも、そのプレイしづらさが足を引っ張ってしまいます。
コンボデッキ相手にプレイするターンが遅れるというのは致命的で、《古えの墳墓》からすんなり出せないということは、間に合わずコンボが成立してしまうことや、テンポが悪くなりキルターンが遅れることで相手に猶予を与えてしまう恐れもあります。

また、白マナを最序盤に要求されるのもコンボ相手でも向いていないポイントの一つです。《魂の洞窟》から白マナが出るといっても、ゲーム中どこかで白マナを引ければいい《剣を鍬に》とは違います。初手から白マナが必要になり、マリガンをよりシビアにさせてしまいます。

なので僕はエルドラージにおけるサリアというカードが嫌いです。パッと見はクロックにも妨害にもなれて万能に見えますが、採用する理由が無く足を引っ張るだけのカードだと感じました。

サイドボード


・《虚空の杯》4枚
やっぱりコンボデッキ相手には欲しくなるのでサイドに4枚。
コントロール相手にも除去と交換する形でサイドイン。

・《虚空の力線》4枚
エルドラージに一番合う墓地対はやっぱりこれ。 と思っていましたが最近は違う墓地対策も試してみています。これに関しては後の新しい構築案の部分で。

・《忘却の輪》2枚
置物に触れる万能なカードがとりあえず欲しかったので採用。
ショーテル相手にも効くのが偉い。

・《魔術遠眼鏡》2枚
とりあえず入れたけど懐疑的な1枚。
メタ外のデッキを幅広く見れるカードではあるけど使う機会が少ないからサイドに《アメジストのとげ》を移す際に抜く枠になりそう。

・《水蓮の花びら》1枚
コンボ相手に《古えの墳墓》の枚数を増やすような役割。速度を上げるためのカード。

・《流刑への道》1枚
除去はあればあるだけいいと思っているのでサイドにもう1枚。
RUGに絶対に負けたくないし単純にクリーチャーデッキが増えたと感じるので。

・《絶え間ない飢餓、ウラモグ》1枚
今回は使わなかったけどサイドに1枚あると安心できると思います。《ウギンの目》のサーチ先としても強いし土地多めのコンセプトの今回のデッキと噛み合っている1枚。主に対コントロール用。

こうして振り返ってみるとやっぱりリストが洗練されてないなと思いますね。でもメインにファクトを入れない構築もいけそうだと分かったのは大きな収穫だったと思います。

新しく考えているリスト

変更点



・《アメジストのとげ》4枚をサイドに
前述した通り、やっぱり今の環境ならこういった妨害ファクトはメインに必要ないと感じました

・《忘却蒔き》をメインに2枚、サイドに1枚追加
《アメジストのとげ》を抜いた枠に何かエルドラージクリーチャーを採用して肉を増やしたいと考えていました。
最近になってマーベリックやデスタクが増えてきたのでそれらの非青のクリーチャーデッキに強いのと、氷雪コントロール相手に土地を伸ばして《ウギンの目》を起動できるようにしたいというのがあります。
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》を増やしたのはそのためでもあります。
サイズも5/8と優秀。
あと貰える土地は追放領域にある土地すべてなので、脱出や探査で追放された土地も貰えます。

・《不毛の大地》1枚→《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》1枚
《忘却蒔き》を採用したからというのもありますが、《ウギンの目》からマナを出したり《古えの墳墓》でのライフペイを減らせる恩恵が大きかったので2枚に増量。でも《不毛の大地》を減らしたくないとも思うのでまだ土地基盤は迷走中。

・《水蓮の花びら》をサイドからメインへ
サイドの枠を空けたかったのと妨害要素をメインになくした分速度を上げるためにメインへ。

・《流刑への道》をメインに1枚
想像よりメインの除去の恩恵が大きかったので増量。サイドの除去(忘却の輪)が減った分メインから増やしたいという気持ちも。

・墓地対策
《虚空の力線》4枚→《墓掘りの檻》3枚、《虚空の力線》2枚

私が尊敬している某氏の「力線はそもそも0枚or4枚のカードではなく、重ね引くと弱い」 という言葉に共感したため力戦を2枚に(これがレガシーでも通じる話かはまだ分かりませんが)。
後引きも許容でき、エルフ相手にも有効な《墓掘りの檻》を入れてみました。《虚空の力線》が2枚になってホガーク相手がどうなるかまだ分からないので要調整枠。

よく当たる3大マッチアップ所感

今MOで当たるデッキの3割くらいがこの3つのアーキタイプのうちのどれかな印象(体感RUG15%、ホガーク8%、氷雪8%くらい)

・RUGデルバー
デルバーに除去を打たないゲーム展開を作るのが目標。相手の空からのダメージソースを無視してテンポ良くクリーチャーを出し除去で地上を空けながら殴っていくイメージ。

・氷雪コントロール
ゲームの焦点はオーコ、ではなく《氷牙のコアトル》を何枚引かれるかのゲームだと感じます。主に勝ちパターンは2つあり、1つは序盤から攻めてコアトルの接死や除去が間に合わない展開を作ること。もう1つは、攻め手をうまく維持して相手に好き勝手させないようにしながらウギンの目の起動を目指すこと。どちらのゲーム展開をとるか早めに見極めることが大切だと思います。

・ホガーク
メインは諦め。サイド後は墓地対策かチャリスを引くまでマリガン。マリガンで手札のマナの枚数を減らしすぎると負けるので多分ペタルは要らない。勝ち手段も減らしたくないので除去は抜いた方がいいと考えているけど正直この考えがあっているかは分からない。

さいごに

久々にこういう大きな大会で結果を出せて嬉しいですね。
ShowcaseQualifierの権利をもらえたことはもちろん、新しいエルドラージの構築の可能性が見つかって収穫が大きい大会でした。
エターナルウィークエンドでも新しい構築を試したかったんですが事情があって出れませんのでそっちは代わりに友人に託します。

なにか質問や意見があれば僕のツイッターまでご自由にDMしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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