仏像彼氏★動物好き男子に癒されナイトなあなたにおすすめの仏像3体

今までは仏像なんて年寄りくさいものだと思ってたけど、なんかこのごろ気になってきちゃったかも……という方もいるでしょう。でもいっぱいあるからどれ見ていいかわかんなぁい! という初心者BUTSUZOU★ガールの方々に、好きな男性タイプ別におすすめ仏像をセレクトしみました。

今回は、「動物好き男子」が好きなあなた。

道を歩いている猫をみて「かわいい」なんて言っている男子はケツの青いガキ。家ではハ虫類を飼っている、実家には牛がいる、休みは必ず動物園に行く、年に一回はケニアに行くくらいの動物好きじゃないと認めない! というあなたにおすすめの仏像をピックアップ。

①普賢菩薩
象に乗っています。象の皮膚は想像している以上に硬いです。観光用の象はきちんと座れるようになっていて、乗り心地はまあまあ。のしのし歩くけど、そんなに揺れないから安心して乗ることができます。
私たち人間はきちんと椅子に座り、前には象使いがいて、いかにも「乗せられている感」が強いですが、菩薩ともなると、象の上に蓮華座を乗せさらにその上で結跏趺坐をしていたり、そのまま座っていたりと真似できないレベルにいます。これは象と信頼関係を結んでいなけれできない芸当。乗ったことのある人ならわかると思いますが、立つとかなりの高さになるので怖いです。さすが菩薩。このすごさがわかる男子は相当の象好きといって間違いなし!

②孔雀明王
孔雀に乗ることができるなんて知りませんでした。そうとうコンパクトな明王なのでしょうか、それともとてつもなく大きい孔雀なのでしょうか。もしかしたら少し浮いているのかもしれません。細い脚で明王と蓮華座を支えているその姿に、明王への思慕の念を感じます。
孔雀に乗っているだけあって、ほかの明王とは違い優しい顔つき。動物と関わると怒りすらも忘れてしまうのでしょうか。鳥好き男子の究極系。

③梵天
釈迦に悟りを広めなよとアドバイスした梵天は、ガチョウに乗っています。警戒心の強いガチョウを飼いならすなんて、さすがとしかいいようがありません。洋のマザー・グース、東の梵天といえば、ガチョウ!
小説や童話などにもよく出てくるガチョウは人間にとってとても身近な存在。自宅や実家でガチョウを飼っている、好きな動物がガチョウ、童話はイソップの「ガチョウと金の卵」がすき、という男子は将来大物になる可能性があるかもしれません。
ちなみにアヒルとガチョウは違います。

動物の上に乗っているからといって仏自身がその動物が好きかどうかはわかりませんが、動物好き男子であればこれらの仏像に興味を示す可能性があるかもしれませんよ。

(2013年)

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