一人称とか二人称とか
カバー曲に有りがちなちょっと気になること。
元々が男性目線で書かれた曲を、女性が歌う時、
「僕」を「私」にして女性目線に変えて歌う(逆も然り)というのをたまに耳にするけど、
私は個人的にはオリジナルの詞そのままが良いと思っている。
というのも、女性が一人称を「僕」のまま、男性が一人称を「私」のまま歌うことによって良い意味で耳ざわりになるというか、何か可愛さとか色気みたいのを感じるから。
英詞ならShe⇄Heとか変えているのもあったりするけど、
特に日本語の詞ではそう感じる。
日本語特有の一人称とか二人称の言葉には味わいがある。
敢えて変えてしまうのは確かに手法としては有りなのかもしれないけど、
きれいに整い過ぎてしまって味気なく感じたり。
それにオリジナルの詞の持つイメージがある。
耳慣れた曲は特に。
好みだとは思うけど、
やはり僕は僕、私は私のままが良いな。
と「僕」が一人称のカバー曲を練習しながら改めて思った。
【ひとりごと】
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