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公園の木々と。

秋晴れのなか、1週間まえ、歯医者さんで親知らずをぬいたあとの消毒治療をしてもらい、帰ろうとすると、蓮さんはまだ遊んでいたいから、と、動きませんでした。

歯科助手さんが、ごゆっくりどうぞ〜というので、お言葉にあまえて座ってみていました。
それから、ほぼ、1時間ほど、延々と木のトレインをつなげたり、レールを敷いて、くずしたり、つなげたり、途中わたしが外の空気を吸っていても、追いかけてきませんでした。

一時保育だと、別れぎわに、バイバイと手を振りながら泣きつつ、追いかけてくるけれど、歯医者さんだと、置いていかれないことが、分かってるようでした。

一時間たったので、なかば、無理やり、笑
公園にゆこう、と、改装が終わって大きな遊具のある公園に坂を登ってゆきました。
坂道も、なんのその、走り出すれんさん。

秋晴れの風が気持ちよく、お昼も遊具の上で、おにぎりをパクパクたべました。

外遊びは、五感が研ぎ澄まされて、いいですよね、と支援センターの先生が教えてくれていたので、そういえば、家の中もすきだけど、
たくさんの植物や空、風の生命の息吹が、ぐんと身近に感じられるのは、外に出たときかもしれない、とおもいました。

とくに、風が吹くときは、心の中とのコミュニケーションをしているみたいで、笑ってしまいます。いま、後押ししてくれてたよね、みたいな。笑

わたしたちが、晴れているから外にゆこう、というように、木々たちが
晴れているから、こっちおいでよ、と誘ってくれているのだと感じました。

たとえば、公園の木々の栄養は、子どもたちの元気なエネルギーを分けてもらっている、と、なにかの本で読んだこともあり、
きっと、そうなのだろうとも、おもいました。


目を閉じて、深呼吸をすると
木々から通ってきて、
心にわく声が、ありました。

あなたには、太陽の光が当たるように、
まわりに、光を当てている、
心の奥の光が
あることを。
それは、なにかを、していても
していなくても、同じです。
どんなおもいも、光の糧、です。

あなたが放っている、その光に
作られた消えてゆくものたちは、しずかに
空の雲のように、浮かんで、風に流されて
かたちをかえて、空を彩り、また
しずかに消えてゆきました。

あなたの照らす光は、まわりの照らす光と
照らしあい、ふえてゆき、みちてゆき、
おおきな、あたたかさを、ありがとう。

きょうも、奇跡あふれる1日を。

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