ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた(2021)
ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた
・パク・ボヨン
タク・ドンギョン役
ウェブ小説運営会社のチーム主任。
脳腫瘍でも悪性度の高い膠芽腫と診断され、余命3ヶ月と言われる。
子供の頃両親と死別し、弟と2人母親の双子の妹の叔母に育てられた。
診断を受けた同じ日に彼氏と思っていた男が実は既婚者で、妊婦の嫁が乗り込んできた。顔に水をかけられ罵倒された挙句、妊婦が苦しみ出し、病院へ連れて行く。
そのせいで社長に理不尽に怒鳴られ
弟はいつまでも夢ばかり見てウダツが上がらない。
雨が降ってきても自分だけ傘を持ってなくて濡れ鼠。
散々だったこの夜、お酒を飲んでいたら、流星群が流れたので「世界なんか滅びろ、全部滅亡しちゃえ」と願った時、玄関に滅亡が入ってきた。
・ソ・イングク
滅亡(キム・サラム)役
神が作り出した「滅亡」滅びの理由。
長い間滅びと共にある。
多くの事が出来るが、全てが滅亡へ繋がり、
自由ではない。
神に自分は何かと問いても「庭園の蝶」。
明確な答えは無い。
こんな世の中や自分を終わらせたくても自分の思いでは実行出来ない。
滅亡は人間の為に存在した。
自分の存在を持て余していたある夜タク・ドンギョンの「滅びの願い」がきこえてくる。
自分の代わりに世界の滅亡を願ってくれる。その願いを叶えるために、玄関のドアチャイムを鳴らし「滅亡」の契約を交わす。
・シン・ドヒョン
ナ・ジナ役(イ・ヒョン)
タク・ドンギョンが担当しているウェブ小説家で親友。美人で気が強い。
出会いはナ・ジナが修学旅行で済州島に行った時に運命の出会いをする。
高校時代に初恋の相手イ・ヒョンギュと付き合っていた。後に別れるが未練が残り、ペンネームは彼の名前からつけた。小説の内容もその元カレの影響が強い。
初恋のイ・ヒョンギュとはキスしていないけれど、当時見知らぬ男(チャ・ジュイク)から慰めのファーストキスをされる。
9年後に仕事で再会する。
・イ・スヒョク
チャ・ジュイク役
タク・ドンギョンの上司。チーム長。
やり手で、色白でイケメン。社長に隠して作家と個人契約をしている。
実はビルオーナーの息子。
師弟関係にあるイ・ヒョンギュの彼女ナ・ジナの彼女を憐れんで慰めのキスをしてから、
表には出さずに想い続ける。
9年ぶりに仕事で再開。
・カン・テオ
イ・ヒョンギュ役
笑顔が素敵すぎるカフェの店長。
ナ・ジナの逃げた元カレ。
チャ・ジュイクの同居人。
家庭教師で知り合い、仲良くなる。
9年ぶりに同窓会に参加してナ・ジナと再会。
想いを伝える。
・ダウォン
タク・ソンギョン役
タク・ドンギョンの弟。夢みがちの就活生。
姉の余命を知り本気を出す。
とりあえず目に入ったイ・ヒョンギュのカフェのアルバイト募集を見て行ったら「顔が良い」理由で即採用。
・ウ・ヒジン
カン・スジャ役
タク・ドンギョンの叔母。亡くなった母親の双子の妹。育ての親。
カナダ人のケビンと結婚をしてカナダで暮らしていたが、ドンギョンの病気の事を知らされ帰国。
その後、夫婦で韓国への移住を決める。
・チョン・ジソ
キム・ジウン役
少女の姿をしているが、実は神様。
人類の為に滅亡を生み出した。
神はいつも病の人に生まれ変わり、苦しみを繰り返す人生を送っている。
「庭園」を管理している。庭園とは世界そのものであり、そこに咲く花は人類。
「滅亡」は庭園の蝶。
・イ・スンジュン
チョン・スンジュン役
タク・ドンギョンの主治医。タク・ドンギョン担当のウェブ小説家。
ドンギョンが涼しい顔で病を受け入れ、検査や治療を延ばしていることが気がかり。
ストーリー
3ヶ月の余命宣告を受けたタク・ドンギョンは告知を受けた日に散々な目に合い、その夜酔った勢いで、流れ星に「この世の滅亡」を願う。
この世を滅ぼす力を持つ、神が作り出した存在「滅亡」がタク・ドンギョンの願いを叶えるために玄関のドアチャイムを鳴らす。
滅亡の契約は「世界の滅亡の願いを叶える」代わりに、きっちり3ヶ月後に死ぬドンギョンの余命の期間「痛み」を無くする。
もし、世界の滅亡を願わなければ、最愛の人を消す。というもの。
ドンギョンの最愛は実の弟。弟を死なせない為には、世界の滅亡を願うしかない。
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