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警視庁アウトサイダー(2023)

警視庁アウトサイダー(2023)

ネタバレあり

西島秀俊
架川英児(かがわ えいじ)52歳
桜町中央署刑事課警部補。元警視庁組織犯罪対策部(マル暴)
警察官なのに見た目は暴力団のような人。
サングラスとコートがトレードマーク?
52歳には見えない。
血を見ると卒倒してしまう。
『はぐれ刑事純情派』の安浦刑事を崇拝し、ドラマの中ではスマホをいくつか所持しており、着メロは全てテーマソング。待ち受けを拝んでから電話を受ける。コーヒーはブラック派、

濱田岳
蓮見光輔(はすみ こうすけ)27歳?
桜町中央署刑事課のエース。とても真面目。
失踪者「蓮見光輔」に成りすましている秘密を英児に掴まれる。
正体は歌川チカ殺害の犯人とされる巡査部長・梶間優人の息子・直人。父の冤罪を晴らすため、警察に潜り込んでいた。
コーヒーは微糖派

上白石萌歌
水木直央(みずき なお)
桜町中央署刑事課の新人刑事。
実父は警視庁副総監。両親はリコンしている。
事務職が希望だったが、刑事課へ異動となる。
元演劇部で別人格を演じ、潜入捜査を行う。直ぐに「えっ?」と聞き返し、周囲をイラつかせる。
コーヒーはカフェラテ派

優香
仁科素子(にしなもとこ)
鑑識係、警部補。撮り鉄だが、ダイヤや音も把握している。
かつて逆恨みした捜査対象の関係者から刃物で襲撃されたのを英児に救われた弱み(そして惚れた弱み)から、彼の捜査に強制的に協力させられる。
北岡に拉致監禁された英児が掛けたSOSの電話から漏れ伝わる電車の走行音と時刻から英児の監禁場所を割り出し、彼を救出する。

福士誠治
羽村琢己(はむら たくみ)
警務部人事第一課、監察係。警部補。
光輔(直人)の協力者で、DNA鑑定の偽報告書で、彼のなりすまし疑惑を払拭する。
18年前、東大受験に2度失敗し、長野県春蘭市へ流れ着き自殺しようとしていたところを梶間親子に止められ立ち直り、彼らに恩義を感じている。優人の人柄から彼の冤罪を信じ、直人へ行方不明となった蓮見光輔(本物)の身分を用意し、捜査に協力する。

柳葉敏郎
藤原要(ふじわら かなめ)
組織犯罪対策部警部。英児の元上司。
英児が鷲見組との癒着疑惑で辞職に追い込まれそうになった際、桜町中央署への異動で事態を収める。
しかし実際は、娘の交通事故の罪の隠ぺいを頼んだ鷲見組と繋がる組対課長・船津の指示で黒石と英児を罠に嵌め、二人を組対から追い出した張本人。英児に裏切りを突き止められると自死しようとするが引き留められ、出頭を決意するもヒットマンの北岡に射殺される。

片岡愛之助
有働弘樹(うどう ひろき)
警視庁副総監。直央の実父。
長野県警への赴任時に真由と結婚、直央を授かるが、離婚したため直央とは別々に暮らしている。
歌川チカ殺害事件の真犯人を長野県警全体で隠蔽するよう指示を出し、日本で組織犯罪の抑制力となる法律を成立させる可能性を秘めた政治家・小山内雄一を守るため、梶間優人に15年服役して歌川チカ殺害の罪を被るよう、土下座する。

斎藤工
小山内雄一(おさない ゆういち)
与党所属の衆議院議員。組織犯罪の撲滅をスローガンに掲げる若手のホープ。
元警察庁官僚で、当時長野県警本部長であった有働の下で組織対策犯罪課に勤務した経験を持つ。
妻の響子が歌川チカを殺害したことを隠蔽するため、有働に助けを求める電話をかけていた。

青山倫子
小山内響子(おさない きょうこ)
雄一の妻。夫が鷲見組の事務所に出入していた釈明会見を開くと、自殺を図るが未遂に終わる。
10年前、夫・雄一が恐喝される原因となった愛人の歌川チカに現金を渡し懐柔し、夫を守ろうとするが、彼女から雄一と別れる話はついているので何もしなくていいと言われ、彼女の生きていく覚悟を知り、自分も雄一を愛する覚悟があることを示すため、歌川チカを刃物でメッタ刺しにして殺害する。殺害現場から回収されていた歌川チカの血痕が付いたオセロの駒から指紋が検出されたため、真犯人と突き止められる。

水崎綾女
歌川チカ
クラブ「コフレ」のホステス。「信濃一家」の組長・当麻秀和の愛人。2013年1月9日に刃物で18か所刺されて殺害された。犯人は長野県警・春蘭警察署の梶間優人巡査部長とされている。
当麻や小山内を本気にさせた中々の女性であるが、息子のためだけに生きていた。

小越勇輝
歌川涼牙
チカの息子。「信濃一家」の下っ端ヤクザ。幼いころ、母とオセロをよくしていたことから、オセロが強い。
10年前、母の遺体を目の当たりにした際、鑑識作業中の殺害現場に散乱する血痕の付着するオセロの駒を密かに持ち出していた。

神尾佑
梶間優人
元・長野県警巡査部長。直人(光輔)の父。痴情のもつれで歌川チカを殺害した犯人とされた。
非行に走る歌川涼牙を更生させようと親身に接していたが、その過程で歌川チカの殺害現場に足を踏み入れたため、殺害犯に仕立てられた。

鈴木一真
当麻秀和(とうま ひでかず)
鷲見組の傘下「信濃一家」の組長。歌川チカが亡くならなければ、命日の3日後に彼女と入籍するはずだった。
チカが残した密会写真を使い、小山内雄一にゆすりをかけ、北関東の国有地の入札、音楽フェスの誘致に成功し、利益を手土産に鷲見組の傘下に入ることに成功している。

石野真子
小浜三代子
「コフレ」の元ママ。当麻と内縁関係とされた女性。現在は上京してスナック「ナイトライト」を経営するが、店を放火され重傷を負う。
歌川チカが殺害された日、彼女のアパートを訪れ、部屋の外に漏れ伝わる男性の声を聞いており、その声が、小山内雄一が「信濃一家」との癒着疑惑の釈明会見をする声と同じであったと病室で特定する。

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