【ヤマムラメグミノエッセイ】#1 あんたが大将
その昔、友人関係で相当悩んでいた時期がある。
図書館で「友達幻想」とか「友達いないと不安だ症候群につける薬」とかそんな類の本をどっさり借りてきて読み漁るくらいのレベルだった。
(この時、図書館で貸し出しする際の恥ずかしエピソードは、私の鉄板ネタになっている)
幼なじみだからという理由で、噂話、陰口、マウント、不倫、どれだけ貢がれているかの話を讃える会の一員である自分に何の疑問も持たずに生きてきた。これからもその一員として過ごしていくのだと思っていた。
若くして妊娠出産結