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オットについて

日曜日、文フリの後にスイスイギャルズとデニーズに行ったとき(心満たされ楽しい時間だった☺️🫶🏼)、うさばらしさんにればさしさんの夫ってどんな人?と聞かれ、たしかにどんな人だろう…と思って書きたくなったので書いてみる。

夫は私のことを「自分とよく似ている」と言うが、私は自分にないものを持っている人だと思っている。まあベースの感覚は共有できる部分も多いと思うけど(運動音痴だけど水泳とスノボだけできるとか、酒場の好みとか商社マンが苦手とか…)、かなり違うなと思う部分が多く、よく感心している。

逆に、相手に足りなくて私が持っているものもあると思う。余裕が無くなって怒り出すことがちょくちょくあり、その短気さ?は何とかならんかなと思う。
でも今日は、いいなとおもうところを挙げていきたい。

まず、夫は素直だ。私は日常的に夫が珍妙な動きをしたときなどに軽率に写真を撮るのだが、それに対してノリノリで撮られ(時にいい瞬間の状態でカメラが立ち上がるまで静止してくれる)、仕上がりを見たがる。私だったら日常のふとした瞬間の自分の写真なんて恐ろしくて見れない。

その中でも名作とされている写真を使った、夫の写真のみで構成されたLINEスタンプを私がつくったのだが、自らよく使って会話をしている。
ナルシストというわけではなく、私がいいと言ってるからいいものなんだ、と素直に受け入れている感じ。

最近LINEのアップデートによりスタンプを組み合わせて使える機能が追加されたので、早速自分のスタンプをコラージュして送ってきていた。私ならそんなことは絶対にできない。


あとは、知らない人と話すのが得意だ。
私はよくウーマンエキサイトとかママスタとかの「こんなダメ夫!」みたいな漫画を読むのが好きなんだけど(よく、というか毎日更新時間に合わせてサイトを読み込みまくってチェックするのをもうかれこれ1年続けている怖)、その中の定番テーマとして「妻を使って親孝行する夫」というのがある。

自分はろくに両親と話さないくせに、コミュ力の高い嫁や子供にコミュニケーションを取らせて間接的に親孝行させて嫁ブチギレ、みたいな展開のやつだ。

で、私はそれをまさに夫にやらせている自覚がある。
私は両親に対して永遠の中二病みたいなそっけない態度で会話してしまうのだが、人と話すことが心から好きな夫を連れていくと、自動的に家族の会を楽しげにしてくれるのでかなり助かっている。

両親も夫のことが好きで、夫がいることで基本ローテンションな娘・息子との場もあたたまるので、誰かの誕生日会だとか新年会とか、明らかに結婚前より家族で集まる機会が増えた。

夫を使っていることに多少申し訳ない気持ちはありつつ、まあそれを嫌がっている感じでも(多分)ないし、ありがたいなというか、そういう姿を見て好き度は増している。

結婚直後に滅多に会わない遠方の親戚に挨拶に行ったのだけど、わりと大人しめの人が多い中でひとりアウェイの夫がめちゃくちゃ話しまくって場を盛り上げていた。
「妻の親戚の家に行くとか流石に疲れただろうな」と思っていたら、その夜ホテルで2人になったタイミングで夫が「あ〜、楽しかった!」と言いながらベッドに寝転がっている姿を見て驚愕した。

〝義実家関連の行事″って相手がいい人かどうかに関係なく問答無用で誰にとっても当たり前に疲れるイベントだと思い込んでいたので、心から楽しんでいる姿を見て「そんな人いるんだ……」と目を疑った。

ちなみに義実家の人たちはかなりフレンドリーながらほどよい距離感で付き合いやすいが、もちろん私はいつも義実家の集まりでうまく立ち回れず、ニヤニヤもごもごしながら、ロクに気も使えず過ごしている。


最後に、私は夫の容姿を好ましく思っている。小太りで顔が大きく他の人から見て全然かっこいいわけではないのだが、至近距離で見る顔がかわいらしく動きも珍妙だ。35歳男性に対する表現でもない気がするが……。見た目はアルコアンドピース酒井に似ている。あと匂いと耳たぶの質感がかなりいい。

先日急に、夫が「マリトッツォってどこにいったの?美味しかったのに……」と落ち込み出し、その姿がかわいらしかったので、アマムダコタンに並んで2024年にマリトッツォを買って帰った。

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