「食べることは学ぶこと」:食卓から農場までの物語

はじめに

皆さん、毎日の食事はどこから来るのか考えたことはありますか?
市場やスーパーで手に入る食材には、農家の方々のたくさんの愛情と努力が込められています。

今日は、私たちの食卓がどのようにして農場とつながっているのか、その素晴らしい旅についてお話しします。

フードマイレージと言われましても…

でも、現代の忙しい生活の中で、私たちは食べ物の出所を忘れがちです。
スーパーで手軽に食材を買うことの便利さに慣れ、その裏にある農家の方々の苦労や、食材が辿る長い旅を見落としてしまいます。

たとえば、私が以前、ある農業イベントで子どもたちにじゃがいもの生育過程を見せたときのこと。
彼らの目に映る驚きと興味は、私たちがどれだけ食と農のつながりから遠ざかっているかを物語っています。
じゃがいもは、日光に当たると皮が緑色になって毒素になってしまう。だから、日に当てないように気をつけながら運ぶこと。
野菜によって、冷蔵車で運ぶこともあれば、常温でもいける野菜もあること。

野菜の流通ひとつとっても、その過程にはさまざまな人の工夫と知恵が詰まっていることを、普段の暮らしの中ではなかなか思いを馳せることは難しいでしょう。だからこそ、農村に足を運び、食べ物が生み出される現場を体験して欲しいと思うのです。

食と仲良くなるために

食事が健康に大切だとわかっていても、日常の中ではなかなか時間を割くのは難しいと感じる方も多いでしょう。
ましてや、まだ人生経験が少ない子供達に、食べ物への感謝の心を持たせるのは大変困難な問題です。

この問題に対する私の答えは、「知ること」から始まります。
食材がどのように育ち、どのような旅を経て私たちの食卓に届くのかを知ることで、食べることの意味を再発見することができます。

命をいただき、ここに生きていること。
口で伝えるととても説教がましいものですが、小さなタネから育った野菜の姿を間近にみて、育ててくれた生産者の話を聞くことで、自分ごととしてとらえられるようになります。
自分のことを大切に思う子に育てたいなら、ぜひ生産の現場に足を運んでもらいたいと思います。

食育知識の実践例

では、どのようなことを知ればいいのでしょうか。
以下にいくつか例を挙げます。

食材の旅

  • 種まきから収穫まで:農家の方々がどのようにして種をまき、大切に育て、収穫するのか。

  • 市場への道:収穫された食材がどのようにして市場やスーパーの棚に並ぶのか。

  • 食卓まで:私たちが食材を購入し、料理して家族と共に食べるまで。親子での料理体験が効果的です。

食育教室で学ぶ

私のオンライン料理教室では、これらの過程を子どもたちに楽しく学んでもらい、食材への感謝と農業への理解を深めています。
主に、農業イベントとオンライン料理教室によって行っていますが、ご依頼があれば、仲卸の経験を活かし、青果流通のことについてもお話しできます。また、地産地消の大切さについてもお伝え可能です。

まとめ

食卓から農場までの旅を一緒に学び、私たちの食生活に新たな意味を見出しましょう。

食育教室ふくふくでは、食と農の大切なつながりを伝える様々なプログラムを提供しています。
子どもたちだけでなく、大人も一緒に学び、食材への感謝を深めることができます。
ぜひ、食育教室ふくふく公式LINEに友達登録して、私たちの活動やイベントに参加してみてくださいね。一緒に、食と農の素晴らしい世界を探検しましょう!

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