見出し画像

押し花には雑草は必須

私は、もともと花が大好きだ。女だから。
それで、公営アパートに住んでいた私は、ベランダにぎっしりといろんな花を咲かせていた。その中でも、ビオラはいい顔をしている。
特に、べっぴんなビオラには長生きして欲しかったので、電話帳に挟んだ。(挟む前に押し花専用の物に挟み、電子レンジで1分くらいチ〜ンする)
これには、色々と微調整が必要である。機会があったらそのことも話しましょう。

それで、私は脇役に雑草を入れることにした。
以外だがその子たちは、主役のべっぴんなビオラを輝かせることができると言うことがわかったからだ。

「こりゃ雑草をもっと集めないと‼︎」と、焦り出す。

次からは、少し大きめのノートをバックに入れて、目があった雑草を捕獲する。

紫のゲンノウショウコウみたいなのは色落ちしないので見つけたら即捕獲。一度出会ったら、次はそう簡単には見つけられない代物だ。葉っぱも重要だ。ユニークな形がいっぱいだから。

数歩歩き、しゃがむ。数歩歩き、しゃがむ。

用事で出かけているのに、前に進まない。
「なぁ〜にしてるんだ」と思いつつ、目が合ってしまった子は、ぜひ採用させて欲しいのだ。

もう道端は、宝の山に見えるのだ。

雑草は地味だが、メインを引き立たせる優れものだ。地味だからこそ、周りを引き立てるのだ。

そうメインをね。

押し花好きの方々へ。雑草を見てください。メインを引き立てる役者は足元にありますよ。

とまぁ、雑草の魅力に少しずつ取りつかれて行く自分がいる。それは、壮大なことになるはずだ。きっと....オーバーだな...........

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?