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オリジナルサイダーを作る話 vol.4

こんにちは。
先週楽しすぎて、全然日記が書けない世界線。。。
張り切って書いていきますよー。ハマダです。

今日はこの記事の続き。
前回は悩んだ末に使う『酵母』が決まったお話をしました。

今回は、それだけではやはり【山ノ内らしさ】が出ないので、それを生み出す副原料について。

最初、【長野らしさ】、ひいては【山ノ内らしさ】を出すには、どうしたらいいだろうと考えていて、わかりやすいのはやはりリンゴの品種を長野の原種にすることでした。
ただ、これはどのリンゴ農家さんにもできることだし、山ノ内でわざわざ飲むには、少し弱いかなぁと思い、古い文献を開いたり、昔から商売を営む方にお話を伺いました。話を進めていくと、山ノ内の伝統的な食材や、昔から食べられているものなどは多くお聞きできたのですが、なにせ飲み物が少ない。
ビールの文脈で言えば、ホップの一大産地だった事だけはお聞きできたのですが、これはお世話になっている玉村本店さんが、すでに自家栽培のホップを使ったビールを作られているので、外しました。
 いよいよこれはと思った矢先で、お昼ご飯にいただいたおそばに「オヤマボクチ(俗称ヤマゴボウ)」と呼ばれるものが使われていることに気が付きました。
これが奇跡の出会いで、実はこのオヤマボクチ、長野県と新潟県のみで栽培がなされているとのこと。また、オヤマボクチは、ヨモギの代わりに草餅に使われていたりするもので、ヨモギ科の植物は、昔ホップの代わりにビールに使われていることもあって、きっと相性がいいのではと思ってます。
まだまだ空想段階ですが、これが実現すれば面白いものができるに違いない。そんな期待感を感じさせる出会いでした。

ということで、サイダーづくりの原料選びもいよいよ佳境。
次は、実際にそのサイダーを仕込んでいただく作り手さんの紹介です。

それではまた次回。
何卒。

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