見出し画像

【MLB30球場全部行く】ヒューストン・アストロズ(14/30)

2019年シーズン、勢いだけで一気に30球場を巡った話。(42日かかりました。)せっかくなので1つずつ思い出を綴ってみます。

球場について

チーム:HOUSTON ASTROS
名称:MINUTE MAID PARK

【経験に基づく超主観の情報 ※あてにしないでください】
交通アクセス:△
チケット価格帯:普通 チーム状況によっては高め

アイスクリーム

上の階にアイスクリームショップがありました。思えばソフトクリームではなくスクープするタイプは初めて出会いました。写真の後ろに写りこんでいますが、セルフでトッピングする形式です。フレーバーはレインボーを選びました。ソフトクリームだとどうしてもバニラやチョコなど重めなフレーバーになりがちだったので、さっぱりフルーツテイストを美味しくいただきました!

日記

デンバーから早朝便でヒューストンの空港へ移動です。ソルトレイクでの乗り換えの際、メンテナンスにより動く歩道が全停止しておりターミナルの端から端までダッシュしたのが記憶に残っています。疲れました。(搭乗直前までゲートが決まらなかったり直前で変更されたりすると、事前に調べていようが無駄になることがよくあります。こまめに何度も調べることが大切ですね。)

初めてテキサスに来たのですが、思っていた以上にテキサスの主張がすごいです。アメリカでは至る所にアメリカ国旗が掲げられています。カナダもそこそこ多かったですがアメリカの方がより一層多い印象で、一般家庭のベランダやスーパー等でもよく見かけます。しかしながらテキサスではアメリカ国旗よりもテキサス州旗が圧倒的に多いです。壁の落書きですらテキサスがモチーフであったり、全体的にテキサス推しの州民性が伺えます。満足に観光もしていないのにテキサス人のテキサス愛がここまで色々伝わってくるのはさすがだなと思いました。
夏の気候はというと暑いうえに雷雨が多いです。私が空港に着いたときは幸いとってもいい天気でしたし、この旅ではありがたいことにお天気に恵まれてきたのですが、このあと私は洗礼とばかりに雷雨に見舞われることになります。This is TEXAS!

※ヒューストンでの観戦記は大半の思い出が雨関連です。

宿に荷物を置いて、開場時間ぴったりに到着できるよう出発したのですが、宿のエントランスを開けてびっくり仰天。まさにバケツをひっくり返したような雨でした。そして雷も。思わず振り返り「Seriously?(まじですか?)」と聞くと無言で口角を上げて頷くスタッフさん。天気予報を見ていたので知ってはいましたがここまでとは。Uberをもう呼んじゃったので引き返すわけにもいかず、全く意味をなさない折り畳み傘を使いながら車へダッシュ。私も傘もずぶ濡れでしたが運転手さんは気にする由もありません。「雨凄いね」とかも言いません。これぐらいの雨はよくあるとのことです。
球場までの道のりも驚きの連続です。雨が降り始めてまだそんなに時間が経っていないのに道路の脇はほぼ川と化し、高架?(とにかく上に道路がある場所)からは、排水用の穴が等間隔に空いているようで雨水が"打たせ湯"のように落ちてきます。動画を撮らなかったのを後悔しているぐらいカオスな状況でした。ヒューストンはたびたび洪水の被害に見舞われていますが、そりゃそうなるわと言わんばかりの排水システムでした。思えば宿の前の道も、水捌け?なにそれ?な状態でしたし、排水のシステムを作るのが難しいのかもしれませんね。雨どいなんて付けようもんならハリケーンで吹っ飛んじゃうのかもしれません。
雷雨は一切弱まることなく球場に着いてしまったので、相変わらず全く意味をなさない折り畳み傘を使いながら球場入口の荷物検査エリアまで走ります。申し訳程度のテントがありましたが、スタッフさんたちも荷物を入れるカゴも濡れています。そんな状況なのにしっかり荷物検査を実施されており、荷物の中身すべてに「これ何?」「これは?」と確認を求められ、少し感動しました。(結構適当な球場もある。)
入場してさらに驚きました。屋根が閉まっているのに席がびしょ濡れです。ミニッツメイドパークはテキサス州の天候を考慮し開閉型ドームとなっています。数日前の時点で当日の試合前に雨が降ることはわかっていたはずなのですが私が入場したとき、大量のスタッフさんがペーパータオルを持って全席拭いて回っていました。雨降る前に屋根閉めればいいのに!(笑)ちなみに屋根を閉めた後も隙間があるのか外野の立見席付近には打たせ湯スポットがありました。

開閉式ドームに何故雨カバーがあるのか

服が乾くまで歩き回っておこうと思って上の階に行ったらアイスがすぐに見つかりました。

その近くにあったグッズショップに入ってお目当てのグリエルTシャツを探したのですが売っていなかったので、一番大きいバックネット裏側にあるショップに向かい無事ゲット。
コンコースに等身大パネルがありました。いくら小さい子とはいえ、コールのストライドのエグさが分かりますね。

この年はTAKE IT BACKがスローガンでした。何といってもあの2019シーズンです。この後あんなことになるとは思わず、目の前のスーパースター軍団にわくわくしていました。なんなら私も現場でゴミ箱聞いたかもしれません。この時のメンバーがすごく好きだったので残念です。今見ても豪華なラインナップだなと思いますし、強いことには間違いありませんので。

長いこと外野センター奥にあったタルズヒルはついに撤去され、このようになっています。実際に見たかった気持ちもありますが、やはり危ないので撤去されて良かったと思います。ただでさえ外野に角があったりして特殊な形をしているので守りづらそうです。

壁一面の他試合経過ボードも有名ですね。この写真の右端の部分が角にあたります。そこにボールが飛ぶと角度によっては全く見えません。

2つ前の写真にも写っているホームランランプ(?)です。試合前なのであまり人もおらず、ここからの眺めもとてもよかったです。

メインビジョンの正面に当たる、サード側の席で観戦しました。ラインナップがとってもとっても豪華です。

ブラントリーが最初に引退するとは

ミニッツメイドパークの名物と言えば、やはりこれですね。ホームランが出るとオレンジをいっぱい積んだ列車が走ります。この日もホームランが出たので生で見ることができました。

Before
After

先発投手はコールでした。今回は30球場まわることが目的でしたので、ローテーションは全く意識せずに回っていたこともあり、思った以上に有名選手の登板にあたることが多くラッキーでした。奪三振カウントはこれ有志がやっているんでしょうか。コールの日はやりがいがあることでしょう。

さすがの奪三振数
豪華(コレア休みだったのかも)
相変わらずの捻り具合
がんばっている

アーロンサンチェスはロードで見れましたし、オスーナも無事見れました。
こちらは試合前に撮ったものですが、オービットくんが車からTシャツを投げたり(撃ったり?)していました。かわいくて人気があるのがよくわかります。

雨はすっかり上がり、試合後に宿に戻りました。渋滞にもさほど苦しんだ記憶がありません。

宿泊したホステルですが、インテリアがカラフルでかわいい賑やかな内装でした。あくまで賑やかな「内装」であり、なんと宿泊客は私一人でした。8人部屋独り占め。共有スペースの壁の寄せ書きとか、大きなテーブルとか、いかにも人が集まりますといった雰囲気だったのですが、ギャップがすごい。今も存続しているのか不安です。

翌日は空き日程だったので、NASAにでも遊びに行こうと思っていたのですが疲れから断念。さらにその次の日にはダラスに移動する予定(しかもバス移動)でしたのでゆっくり休みたいところでしたが、急にバスのチケットがアプリから消えるトラブルが発生。何度も問い合わせの電話をしたり、調べたりと全く落ち着けず散々な一日でした。(結局なぜか少し高い値段で買い直し→消えた分のチケット代を返金してもらいました。)ポジティブに考えると、クレームの電話は英語の勉強にとてもいいです。

次はダラス近郊のアーリントン、テキサスレンジャーズです。

アメリカのスポーツリーグが好きすぎてワーキングホリデーで留学。(2019年秋に帰国) 英語を学び、スポーツ観戦に明け暮れ、そんな経験をシェアしていきます。 英語学習についてと野球観戦記を中心に更新しています。