とらぶるの続編を作ってくれ

最近とらぶるダークネスのアニメを久しぶりに見た。長期連載作品の特権ともいえるキャラクター同士が共有した時間の長さ、それに比例した想いの厚さに心を動かされる。ヤミがダークネスから元の姿に戻る際にメアへと流れ込む回想。ヤミの心の最奥にしまい込まれていたダークネスにも侵されなかった想いは、リトから初めてたい焼きを手渡された時のこと、美しい。

ふと自分がどんな作品を好きなのか考える。面白いと感じるものは多くあるが、とにかくその作品が好きなんだよと言いたくなるようなもの。総じてこういったものは、人に紹介しようとしてもどこが良いのかが言葉にならないことが多い。

自分はキャラクター同士の関係が出来上がる過程が好きだと、今回改めて思った。恋慕、友情、憎悪、モノは何でもよくて積み重ねていった感情にこそ価値があると感じる。

そして物語の終盤にそれが弾けるカタルシスをこそ欲しているのかもしれない。


プリパラの135話「スマイル0%」で3年間そらみスマイルがパラジュクにて重ねてきた全てが、トリコロールを打ち破ったあの瞬間。きらめき。そしてそれはMake it!を選曲した南みれぃの計算が紫京院ひびきの天才性を上回った瞬間でもある。

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