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アメリカの国民的人気画家、アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス

9月7日は、アメリカの国民的人気画家、アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼスが生まれた日。(1860年9月7日-1961年12月13日)

通称 グランマ・モーゼス(モーゼスおばあちゃん)。

ニュー・イングランドの田園風景や日々の暮らしを素朴なタッチで描いた絵は、大恐慌や第二次世界大戦で疲弊したアメリカの人々の心をとらえ、たちまち人気作家となった。

皆様、いつもありがとうございます✨
グリーンビューティ®研究家の青木恵と申します。

ここでは、貴族、王族、名を残した方々の生涯、成し得たことをアップしています。
聖書にある「すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、さらに多く要求される」(『ルカによる福音書』12章48節)をベースにしています。

先人がどのような環境で生まれ、何を学び、どんなことを残したか、そんなことを書いていけたらいいなと思っています。

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ニューヨーク州ワシントン郡・グリニッチの農夫、ラッセルキング・ロバートソンとマーガレット・シャナハン・ロバートソンの間にくださって生まれる。

12歳から近所の裕福な家庭でお手伝いとして奉公し、1886年、イーグル・ブリッジの家で働いているとき、同じく雇われていたトーマス・サーモン・モーゼスと出会い、27歳で結婚した。その後バージニア州・スタントンに移住し、小さな農場の経営を始める。

45歳の時、両親が死去し、子どもたちも巣立っていったことで時間ができ、絵画の制作を試み始めた。

68歳のときに夫が死去。刺繍による絵画制作もこの頃に始めたが、やがてリュウマチを患い刺繍が難しくなったため、リハビリを兼ねて油絵に専念する。

78歳となった1938年、地元フージック・フォールズのドラッグストアに作品を展示したところ、偶然訪れたアマチュア・コレクターのルイス・J・カルドアがモーゼスの絵をいたく気に入り購入。翌年にニューヨーク近代美術館で作品が展示された。

農家の一主婦としての堅実な暮らしを守りながらも101歳で死去するまで絵を描き続け、約1600点の作品を残した。

「人生は自分で作り上げるもの。これまでも、これからも。」が彼女からのメッセージ。


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