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(映画)風都探偵/仮面ライダースカルの肖像

劇場版風都探偵/仮面ライダースカルの肖像 観てきました。
率直に感想を述べると「最高だ!」の一言で終わってしまうので、
とりあえずネタバレは無しに作品解説的なものとして書き連ねてみたいと思います。

この作品は特撮ドラマ「仮面ライダーW(ダブル)」の本編終了後を描いて人気を博しているコミック「風都探偵」をアニメ化したもので「仮面ライダーW」の前日譚を描いたものです。

シリーズでも屈指の人気エピソード「ビギンズナイト」を描いた物として個人的にも期待していました。

架空の街「風都」を舞台に活躍する私立探偵鳴海荘吉、そして助手として押しかけてきた少年、左翔太郎 

「風都」ではドーパントと呼ばれる怪人による犯罪が横行していた。

そんなある日、荘吉は翔太郎を置いて依頼を果たしに行くが翔太郎が無断で後を追ってくる。
そして二人はドーパント犯罪の元凶である「ガイアメモリ」を供給する組織の拠点へ侵入する、そこで二人が見たものは?

…まぁシリーズをご覧になっていた方にはお馴染みの導入ですが、とにかくおやっさん=鳴海荘吉のカッコよさが際立ちましたね。
実写では吉川晃司さんが演じた鳴海荘吉をアニメでは津田健次郎さんが演じているのですが、全く違和感なく作品にのめり込めました。
一つだけネタバレ的なものを挙げるとクライマックスの戦闘シーンで実写版のOP曲「W-B-X 〜W-Boiled Extreme〜」が掛かったのには鳥肌が立ちましたね。
なによりも原作が持つ独特の世界観を損なう事なくアニメ化している傑作だと思います。

期間限定公開ということで公開2日目の夕方に鑑賞しにいきましたが、時間帯のせいもあってか割と空いていました。
こういう作品って公開1週目逃すと途端に早朝&レイトショー(もしくはどちらかのみ)になることが多いので早めに観るのが吉ですね。
仮面ライダーWが放送されてから既に15年が経過してるとは思えないくらい色褪せない作品です。
近年の仮面ライダーシリーズは見れてないですが、少なくともわたし自身が観た中では最高の作品だと思います。

機会があればぜひこれらの作品に触れてみてください。

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