マッチングアプリで出会った男性のこと⑥の8

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2023年の暮れに大変なことがあり、(まだ書いていないので今はただ《大変なこと》としておくことにする)
2024年に入りすぐに飼っていたわんこが天国へいってしまった私を心配して、T君が時々
『大丈夫?』と、LINEをくれた。
T君の近況を聞いてみると『激務』とのこと。
「ちゃんとご飯は食べてるの?」
と聞くと
『ちゃんとした飯食べてないなぁ。
今度○○ちゃん家に遊びに行って作って貰おうっと!』
などとも言っていた。

何度かやりとりしたときに、社交辞令のつもりで
「ご飯食べにでも来て下さい」と言うと、すぐに
『そしたら××日とか泊まりで行っていい?
次の日の現場が遠いから、少しでもそっち寄りにいたいからさ』

私の料理は相当お口に合うようだから、
本当に食べたかったんだろう。
でも泊まりか~
そうなると、掃除とかちょっと面倒だな~
とか思ったけれど、T君にはもう自分を良く見せようとする必要もないから、まぁいいか~と、O.K.した。
『積もった話でも聞きまくるぜぇ』

下心もあるのか無いのかわからないけど、もうそれもどっちでもいいや……


自分の職場の、洗面所の排水の調子が悪かったから、
到着してすぐに見てもらった。
ただ見てもらうにしても、業者に頼むとお金がかかってしまうから、助かった。
でも、建物が古く、結局原因が分からず、
本当にただ見てもらっただけで、直しようはなさそうだった。

家の方は、掃除も片付けも適当に済ませていた。
夜ご飯は、手もお金もあまりかからないカレーにした。
でも、意外と他の人が作ったカレーって、美味しいな、って私は思うし。

『手作りのカレーって久しぶりだなぁ』
と、またとっても喜んで食べてくれた。

バレンタインを過ぎた頃だったから
『これ、俺の気持ち』
と、クッキーの詰め合わせを持って来てくれた。
2,000円くらいはしそうなものだった。

食事の後は、本当にずっと私の愚痴を聞いてもらった。
ほとんどM君の話。
それと、今まで会ったアプリの人の話。
もう、カッコつける必要もないから、本当に隠すことなく洗いざらいすべて話した。
④の人のことも。 【気になりましたらこちらへ】
すっかり話してスッキリした。

T君はお風呂に入ってから家に来たから、
「気にせずに寝てね」
と、私はお風呂に入った。

出てから寝る支度をして布団に入ると、T君はまだ寝ていなかった。

流れでやはり、いたすことになった。


私はM君より先に、M君ではない人と
《姫はじめ》をしてしまった。


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