医療情報技師受験の準備~その1 テキストの購入~

こんにちは。今回は、医療情報技師を受験するまでの準備について書いてみます。

私について

私は工業高校出身で、高校のときからコンピュータを学んできました。大学では情報工学を専攻し、修士まで進み、インターネットの研究をしてきました。

その後、医療系大学で情報科学を教えながら、何故か医学の博士号を取得し、現在も高等教育機関で情報科学を担当しています。

つまり、もともとコンピュータ屋だったのですが、職場環境が医療系ということもあり、医療情報技師を持っていると何かと役立つのでは?という安易な考えから受験を決めました。

受験科目

医療情報技師の試験は、「医学・医療系」「情報処理技術系」「医療情報システム系」の3つの分野の試験があり、すべての分野で合格ラインに達しなければ合格になりません。

受験の決意

それまでは、何となく「いつか受けよう」と思っていましたが、そんな気持ちで合格できる試験ではありません。合格率は35%程度の試験です。本気になって勉強しなければ合格は夢のまた夢です。

そんな私が受験を決意したのが、2015年の12月です。「来年は合格するぞ!」と自分自身に誓い、2016年1月から本格的に勉強をはじめました。

テキストの購入

私は、3分野の公式テキスト、過去問題集、医療情報サブノートを購入しました。問題は、原則としてテキストから出題されます。お値段は張りますが、後悔したくなかったので買っちゃいました。なお、テキストは頻繁に改訂されるので、最も新しい版の購入をオススメします。

これらのテキストとは別に、「医療情報サブノート」というものも出版されています。これは、3つのテキストの要点を1冊にまとめたもので、出題範囲を広く浅くカバーしています。私は購入しましたが,必ずしも必要なものかは考えが分かれるところかな?と思います。人によっては、テキストよりもこれだけで十分という人もいるかもしれません。可能であれば、持っている人に見せてもらったり、書店に行くなどして、自分の目で内容を確認してから購入することをオススメします。

過去問題集も、公式のものがあります。過去5年分の問題が収録されているので、問題集はこれ1冊で十分かと思います。5年分の問題を解いてみると、出題傾向もわかってくるし、自分の得意・不得意な問題もわかるので、問題集は必須かと思います。

次回は、これらを使ってどのように勉強したのかについて書こうと思います。



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