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vol.3 タイ人の考え方

第3章ではタイ人の考え方についてお話します。

これはあくまで私が5日間で出会ったタイ人の方と
タイで過ごされている日本人の方々から伺った
私の見解です。

宗教と教育

タイ人の考え方を理解する上で大事なポイントは
“宗教”と“教育”の2つです。

この2つの要素がタイ人の考え方を理解する上で必要になります。


宗教

国民の90%以上は仏教を信仰しています。タイの仏教は『上座部仏教』といい、出家して悟りを開いた者だけが救われるとされています。

そしてタイ人は日本人よりも“輪廻転生”を深く信じています。

輪廻転生とは、
転生輪廻(てんしょうりんね)とも言い、死んであの世に還った霊魂(魂)が、この世に何度も生まれ変わってくることを言う。
ウィキペディアより

そのため、人間の幸福は前世でどれだけ徳を積んできたかによって決まると信じられています。半身不随、障害を患った方は今の災いは前世に悪いことをしてきた。だから今世に起きていることは仕方がない。こういった考え方を持っています。今世では来世をより良く望むために徳を積んでいく。

教育

考えさせる授業がなくYESorNOの解が1つしかない問題形式が多く解が1つではない複数の解答のある問題形式が少ない。


これは日本の教育にも通じるものがあるのですが、基本的に、教育課程を終了し社会人となったタイ人は答えをすぐ求めることが多いのです。なので指示に対して業務をすることは可能ですが、なぜ今この業務をしているのか思考・考えることが乏しい。

※現地で活躍されている日本人からの伺ったお話です。

〈タイの教育の概要と特色 以下外務省引用〉

学校制度;
タイでは、初等教育機関として初等学校(小学校に相当)、中等教育機関として前期中等学校(中学校に相当)及び後期中等学校(高等学校に相当)、高等教育機関として大学が設置されている。就業年限は、初等学校6年間、前期中等学校3年間、後期中等学校3年間、原則として大学4年間の「6・3・3・4制」となっている

義務教育期間;
原則として満6歳から満15歳までの9年間が義務教育とされている。
初等学校:満6歳から満11歳まで
前期中等学校:満12歳から満15歳まで

学校年度;
5月16日から翌年3月15日まで

学期制;
【2学期制】
前期:5月16日から10月10日まで
後期:11月1日から翌年3月31日まで
※大学附属の学校については、当該大学の定めるところによる。

教育概要・特色;
タイの教育制度は、日本と同様、原則として就学前教育(幼稚園)、6年間の初等教育(小学校)、3年間の前期中等教育(中学校)、3年間の後期中等教育(高等学校)、4年間の高等教育(大学)となっている。学校は原則として国立学校または私立学校である(ただし、バンコク都など、自治体が設置した学校も一部ある。)。なお、ユネスコの推計では、2005年のタイの青年識字率は98.1%である。


タイ人はとても親切なひとばかりでした。
最終日日本に帰国するためにドンムアン空港まで公共交通機関で行こうと決めました。しかし、右も左もわからない私に手を差し伸べてくれたのがタイ人でした。「どこまで行きたいの?」「このバスに乗れば大丈夫!」とたくさんのタイ人の方に助けてもらい空港まで無事到着しました。

タイ人は優しい方が多いです。


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