AKIARIM活動休止にあたって

2022.09.02(金)の現体制ラストライブ『-One-』の開催をもって現体制終了、活動休止となったAKIARIM。

メンバーの誰はこうだとかは既に多くのファンの皆さんが書いてくれているので今回は自分語り。

自分の人生、主に推し事に劇的な変化をもたらしてくれたグループだった。

『アイドル』って、昔『おニャン子クラブ』にハマったのが最初で最後(結果最後ではないけど)で以来縁遠いものだった。

転機は2019年。TVのエンディングテーマで流れてた曲に耳を奪われ、調べたら『The Idol Formerly Known As LADYBABY』だと。2015年11月にダウンタウンDXに出演してたのを観た記憶があり(ビアちゃんが強烈で)、『色物アイドル』だと思ってた。(ビアちゃんが強烈で)

それが2人体制になって先述の長い名前になってたみたいなんだけど、いい曲で、他の曲も聴いてた。

とある日、偶然、娘もLADYBABYのオタクだということが判明。もうそんなにガッツリ聴いてはいなかった頃、4人体制になったことを聞き、また娘の「音源もいいけど、やっぱライブやで!」という勧めもあって2019年5月に初めてライブハウスに行った。奇しくも『渋谷Star lounge』だった。

そのとき、初めてライブを観て、生で聴いて、今も自分の女神様と崇めてる有馬えみりちゃんに脳と魂を鷲掴みにされた。そして2020年1月の活動休止まで通えるだけ通った。行かなかったのは数えるぐらい。その間もLADYBABYってワンマン、2マンがほとんどで他のアイドルグループを観る機会はほとんどなかった。(興味がなくて、行かなかったのがフェス的なヤツとかサーキット的なヤツだったということもあり)

LADYBABYが活動休止になり、特に他に興味のあるグループとかもなかったので自分も特に何も考えてなかった。

そんなとき、Twitterでフォローしていた柴さんが、meeちゃんがAKIARIMのメンバーとして活動する。今までとは活動の仕方が変わるって告知されたのを見た。

娘から「LADYBABY、金子理江ちゃんのオタクでSSWやってるコがいる」って話は聞いてたけど、正直そんなに興味もなく、でも「あのコがそうだな」って認知はしていた。2020年1月にあったLADYBABY主催のサーキットでOAを務めることになったのを喜んでるツイートを見て、「一度聴きに行ってみようかな」と思った(チケットも持ってた)けど、諸事情で行けなくなった。タイミングの前後は忘れたけど、YouTubeの番組に出るというのでそれは観た。素人(という体)が歌を歌い、先生が指導してもう一度歌ってみたらまぁ良くなりました的な企画。meeちゃんが歌ったあとMCの芸人さんたち(結構有名どころだった記憶)が「こりゃ、やってるな?」と。(歌が上手くて)「SSWやってます」なんてはにかみながら答えてた記憶も。歌の先生からある指導(覚えてるけど言わない)をされたとき、一瞬ムッとした表情したけど、それを踏まえてもう一度歌ったときにすごく良くなって、「あ、このコすごいわ…好き!」って思った記憶。(ちなみにその番組が今は検索しても見つからなくて…削除されたのかもだけど、ご存知の方がいらしたら教えてほしいです)

そんなこんなで、もう忘れてたところに先述の柴さんのツイート。「そういえばそんなコがいたなぁ…」と思い、YouTubeで検索したらreamleepの名前で動画がいくつか。ファンの方がまとめた物も。

「え…何これ?めちゃくちゃ上手いんだけど」「なんか、普通に『歌が上手い』ってことに加えて、詞に乗せた感情がビシビシ伝わってきて、鳥肌おさまらんし、涙出そうになるし…こんなの初めて…」ってのがファーストインプレッション。あと、「存在は知ってたのに、なんでもっと早く聴かなかったかなぁ…」というあるある後悔。しばらく寝る前に必ず『never change』聴いてたなぁ…

AKIARIMに行けばmeeちゃんの歌が生で聴ける!

これがAKIARIMに行こうと思ったきっかけで、いわゆるモチベーションだった。

そして新型コロナ禍。

デビュー予定が延びに延び、配信ライブでその歌を聴けてはいたけど、やっと2020年8月にお披露目!

初ライブのセトリは『アリム』『NO ANSWER』『自画自賛歌』『One』だった。あっと言う間の4曲だった。SEの流れる中出てきた4人。ステージ後方に、こちらに背を向けて一列に並ぶ。『アリム』のイントロが始まるなりこちらに振り返る。メンバーの顔が嬉しそうに「にへぇ〜」って感じに歪む。もちろんフロアの自分たちも。あの瞬間が忘れられない。(後に、「実はキリっとした顔でカッコつけて振り返る予定だったけど我慢できなかった」という談)

そこから通った。通いに通った。

2020年は42本のライブに全通(1日に複数本もあり)10.17の初ワンマンはこれも『渋谷Star lounge』だった。

2021年は160本の内、痛恨の1回欠席。通算152回目のライブが出張のためどうしても都合つかずで。でもまた次から再開し、2022年1月9日、初の主催サーキット『ARIM FES』まで通算207回目(個々のコラボステージはカウントせず)まで通い詰めた。

ちなみに再開した日が初ワンマンと同じ10.17で、お披露目の地『SELENE b2』だったのも素敵な偶然。

ここで大きな転機。

『ARIM FES』後、新型コロナの感染再拡大を案じての活動一時休止。賛否あったがそこには触れない。決まっていたライブがすべてキャンセルに。急に暇になったため、これまでの対バンで出会って「いいかも」と思ったグループをちょこちょこ観に行くことに。

2月から再開も、meeちゃんのお休みは継続。いろいろなご事情から、それはやむを得ず。

先述の通り、『meeちゃんの歌を生で聴きたい』がきっかけであり、モチベーションだったわけで、2020年8月からのお休みも『ARIM FESで復活!』をモチベーションに通い続けていた。

よく使われる表現だけど「張り詰めていた糸が切れた』という感覚だった。

自ずと優先順位も変わり、「何も予定がない」「meeちゃんが出る」ってとこしか行かない状況に。「出る」っていう情報が出たときには既に他に予定が入っており、断念したことも数回。あとは他に通い出したグループと一緒の対バン。『ARIM FES』以降は昨日までで22本だけに留まった。

昨日でSaya、Chinatsuが卒業し現体制終了、meeちゃんは一旦の契約解除、KotonoとReinaが喉の治療とで活動休止に。

逡巡する思いはこれもまた多くのファンの方が書かれていることと一緒。

諸々の体制が整うまでの活動休止で、必ず再始動して頂けるものと信じてる。

新メンバーどうなる?とかは正直興味なくて、入っても入らなくてもどうでもいいという思いだけど、もう一度初期の4人は揃った状態で再開してほしいというのが正直な気持ち。

最近は「たまに来る陽気なオヤジ」って感じになってたけど、通算229ステージは誰よりも観てきた自負があるし、再始動を願う気持ちも皆にも負けないぐらいある。(前身のFLや各メンバーの前世からの方々には頭が下がりますが、AKIARIMでは…ってことで)

ただ、自分の一番のモチベーションは『meeちゃんの歌』であるってことは変わらないと思う。

と、こんな他人が見たらつまらない話を垂々書いていたら『ARIM FES2023』開催の告知が。

2023年2月という光は見えたけど、それまでにも一日も早く、もう一度「ALL IS WELL!」って笑顔で言うみんなに会えることを祈りながら…



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