オカルトのような直感

って根拠が無いし、
理論では説明できないけど、
一番当たるような気がする。

基本的には自分自身の体験とか、
周りの方々からの助言などの
経験則で物事は判断はしてるけど、

たまに舞い降りてくるんですよね、
突然のオカルトのような直感。

特に中学時代らへんまでは
頭が固かったし、堅実なタイプだったから、
何でも経験則を信じていたけど、
それでは上手くいかないことも増えてきて。

こういった直感は特に大学時代に
舞い降りることが増えてきた。

オカルトのような直感を
信じようと思った出来事が3回生の頃にあって。

7月の時にFINLANDSが新しいアルバム
「LOVE」をリリースした。
その頃は結構好きだったけど、
絶対にすぐ買うぞ!とかまではいってなかった。

ダウンロードして曲は聴いていて、
いつかライブに行けたら良いなあ
と思う程度だった。
トレーラーを聴く限り、
「カルト」と「フライデー」が
ストライクな感じがしていた。

CD買おうと思ったが、
定期テストの勉強とか、インターンシップとか、
部活の番組作成とか、何かしらの理由をつけては
後回しにしていた。

それから3ヶ月後。
その日、私は欲しいCDを求めてタワレコに行った。
目的はMOSHIMO。
当時の私はMOSHIMOに傾倒していたんだと思う。

Cheese Cake時代から知っていて、
消息不明になって、
「命短し恋せよ乙女」で電撃的な再会、
「触らぬキミに祟りなし」でピークに立っていた。

そんなMOSHIMOが新曲をリリースするから
期待して即座に買うよね。

「支配するのは君と恋の味」って
タイトルからして当たり曲な感じするじゃん。

予定通り、MOSHIMOの新譜を手に取り、
レジに向かおうとしたら、
左らへんから妙に眩しい光が来た。

ん?と思い、見てみると、
FINLANDSの「LOVE」。

あー…あの時欲しいと思ってたCDだ…
でも目的の品じゃないからな…
って思ったが、ラス1。

一度手に取って、元の場所に戻そうとしたら、
誰の声か分からないけど、
「買わねえのかよ。」という声がした。

その瞬間、買わなくて後悔する私が
容易に想像できたし、
聴いてて良いと思う私も想像できた。

そして、そのままレジに通した私。
めちゃくちゃ根拠は無いけど、
良い買い物をした自信があった。

そして聴くと、これが傑作だの。
MOSHIMOももちろん良かったけど、
FINLANDSのギターリフ、声、ベースライン
どれをとっても最高に良かった。

そして、何よりも歌詞カードを読んで、
「こう歌っているんだ!」とか、
「こういう意味なのかな?」とか
イメージするのがとても楽しかった。

それからすっかりFINLANDSにハマりました。
根拠の無さすぎる直感だけど、
めちゃくちゃ正しかったと思う。

それ以来、何か困った時は
オカルトのような直感を一番大事にしている。

直感とか表現してしまったけど、
もしかしたら今までの経験則が
「瞬時に」集まって判断しているだけなのかもね。
だから私は、直感を信じる。

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