中指を立てて感謝する

ことが必要だなあ、と思います。
「中指を立てる」と「感謝する」が
矛盾する言葉なのは知ってる前提で。

まだ人生を生きていないけど
学生時代が終わって
第一章が終わった気がして。

ここまでの人生を振り返ると、
思い通りに行かないことばかりだったなあ、と。

あと、今思い出しても
あいつには出会いたくなかったなあ、と。(苦笑)

会う度に私のメンタルをえぐってきた
高校の部活の同期。
でも貴様が居たから
私は人を傷つけないようになったなあ、と。
どんなことが起こっても同情しないけどね。

大学の部活の同期。
方針が違いすぎるし、
人として大嫌いだったけど、

ラジオに投稿する面白さを教えてくれたのは
間違いなく貴様だったなあ、と。

お先にその嬉しさを楽しませてもらいました。
嬉しいよね。分かるよ。

構成作家になりたかった頃もあったなあ。
テレビとかラジオを嗜むと
やっぱり放送業界
好きなんだなあって思う。

でも、部活の先輩に言われた
「君は向いていない」で
放送系への就職は諦めたよ。
お前だけには
言われたくなかったけど。

今だから言うけど、
貴様の番組、一回も面白いって思ったことないし、
番組への愛とか一切無かったし。

そんな私は今はメーカーの開発職だよ。
その仕事が向いているかは分からない。

今でも腹立つけど、
貴様に中指を立てて感謝するよ。

貴様とは出会いたくはなかったけど、
貴様と会ってしまったから
今の私がいる。
何とも皮肉なお話です。

結局、自分自身の好きなところだけを受け入れて
嫌いな部分を受け入れないことって
無理なんだなあ、

どちらも受け入れてこそ
やっと自分自身として成立するんだなあ、と。

だから皆さんも中指を立てて感謝しましょう。
そしたら黒歴史も受け入れられるかもだから。

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