ドラマ「俺の家の話」第1話

介護をテーマにしたコメディドラマが始まりました。医療・介護業界が垣間見られるので、注目しています。とくに、若年性認知症の医師を演じていた戸田恵梨香さんが、今度は介護職員?役。医師だったことは忘れてしまったのでしょうか。

さて、その戸田恵梨香が演じるさくらは、現在初任者研修受講中とのこと。つまり、介護は素人でデイケアに勤めている状態。通常、そのような新人が入院先に出向くことはありえませんが、それは人間国宝である寿三郎が強引に引っ張ってきたのでしょうか。しかし、それほど知識がないはずなのに、やたらと寿一に上から目線で介護を指導します。

なお、さくらは「身体介護はできない」と言いますが、身体介護をしてはいけないのは訪問介護の場合です。ここでは該当しないように思います。介護に家族の協力を巻き込む方便かもしれません。

「デイケア」とはデイサービスと異なり、リハビリテーション病院や老健(老健もリハビリテーションを目的としている)などに併設される、リハビリテーションを目的とした介護保険サービスです。ただし、実態としてはデイサービスと変わらないようなところもあります。

さて、介護支援専門員が登場していきなり検査を始めます。これは、ケアマネージャーとしてというより、この後に要介護1と認定されることから認定調査員でしょうか?認定調査員は介護支援専門員が行うことが多いですが、その場合は対象者のケアマネージャーにはならないのが普通だと思います。

あれ、でももうすでにデイケア利用していたのでは?なのに今頃要介護認定???デイケアではなくて地域包括ケア病棟のことかな?しかも、「要介護1」と認定されてがっくりしているご家族さん、もうすでにデイケア使っているのになぜ今更がっくり?

なお、ドラマ中の検査項目は認定調査とはまったく異なるものになっています。ドラマ中の検査項目は、医師が行う認知機能検査のように思われます。以前、戸田恵梨香さんが井原侑市医師に受けていました。ただ、適当に誤魔化そうとするところなどはリアルでしたね。ケアマネがこの長谷川式検査をやることはまずないと思います。

オムツをOMTと呼ぶのは、流行りそう、、、ではないかな。OMTよりリハパンのほうがよさそうですが、、変えていたのはパッドかな。

アメフト業界界隈では、レイダースのジャケット、ブロンコスのスウェットが話題になっていますが、49ersのスウェットもありました。

医療・介護的にはツッコミどころが満載ですが、今後の展開がとても楽しみです。

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