仮面ライダーゴースト 8・9話のひみつ

8話
地獄を生きてきたマコトとカノン
眼魔世界は大気汚染が人を死に至らしめる程酷く、眼魂システムによる仮想現実での生活を余儀なくされている。
マコトとカノンはイーディス長官からの紹介ということもあってかアドニス一家同様現実で生活する身分にいたが、幼少期は人間界で普通に生活していたことを考えると眼魔世界での生活は地獄そのものだったのだろう。


マコト「俺に友などいない!!」
アランかわいそう
眼魔による地球侵攻の指揮を執っているのはアデルであるが、父のアランへの態度が自分へのそれと全く違うことに不満を抱いており、またアランはイーディス長官らとの裏での繋がりも全く無いので、眼魂システムのバグや15英雄眼魂の存在といった重要事項をアランは何も知らないし知らされていない(マコトの「何か知ってるのか?」という問いにアランが「いや、知らないな」と答える場面があるが、はぐらかしではなく本当に何も知らないのである)。
持つ情報の量としてはマコトの方が多く、この時点でのマコトは妹のことしか見ていないので、友達としての認識に差異が生じるのも無理はないだろう。


9話
五十嵐健次郎

五十嵐は龍や西園寺と共にモノリスの研究をしていた。素性についてあらかたの事は本編で説明されている。
五十嵐がタケルに伝えようとしたのは恐らく「眼魔による地球侵攻」「グレートアイの存在と15眼魂の利用目的」といった事項だろう。五十嵐や西園寺はイーディス長官からこのことを知らされていた(イーディスはもちろん自分の失態のことは隠し、また龍はゴーダイからこれ以外のことも聞いている)。「私は何も知らない」と逃げ惑う様子にも納得できる。

ちなみに五十嵐は西園寺に瀕死の重傷を負わされ入院していた。失踪していた10年のうち、数年間は入院生活をしていたと思われる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?