仮面ライダーゴースト 10・11話のひみつ

消滅した西園寺
モノリスの本来の用途は"惑星間の移動手段"であり、大帝アドニス達が人間界から眼魔世界(すなわち別の星)へと旅立って以降はこの2つの世界を繋ぐ装置として使用されている。アドニス達はグレートアイの計らいによって有機物が通過可能な状態のモノリスを通過したので普通に肉体を維持できたが、通常は肉体に大きな負荷がかかり死ぬ危険性も高い。
西園寺はそもそも移動装置を調べる目的で龍達の協力者となったので本来の用途は知っていたはずだが、何故かこの場所でグレートアイを召喚しようとしてしまい普通に肉体が滅びてしまった(グレートアイも基本的には宇宙を漂う存在であり、モノリスへの呼びかけに応えはするがモノリスから出現するわけではない)。
仙人の「ドライバーがないと無理」という発言からガンマイザーのセキュリティによって消滅させられたとも考えられるが、いずれにせよ西園寺の消滅は仙人による情報の秘匿が招いた事態と言える。


アラン「何が起こっている……」
またしても何も知らないアラン様
ジャベルはあくまでアデルの指示で動いており、「アラン様の計画の一部をお借り」してグンダリを召喚したのはジャベルの独断である。
また8・9話のひみつで述べた通り(10話でもジャベルが「眼魂の秘密をお伝えしない事をお許しください」と話している)、アランは15眼魂やグレートアイに関する事を何も知らされていない。
何一つ状況を把握できていない人による本気の困惑である。


グレートアイ「何の用だ?」タケル「望みが叶うのか?」グレートアイ「ならば望みを述べよ」
会話が噛み合ってない。それもそのはず、別にグレートアイは願いを叶える生命体という訳ではない。ただそういう力を持っているだけである。
グレートアイからすればタケル殿は頼んでもないのに自分につけられたセキュリティを何百年ぶりに突破して現れた存在であり、とりあえずまずは要件を聞いてみたくなったのだろう。


あっさり弾き飛ばされるグンダリ
グレートアイがどういう存在か知っている人なら、この場面がいかに滑稽か分かるだろう。
アデルはともかく、大帝アドニスに知れたら相当な処罰を受けそうな行為である。


仙人「あやつら勘づいたのか」
あやつら=ガンマイザー
あやつらなんて言っているが自分で作ったセキュリティである。
この時点ですでにガンマイザーのセキュリティは強化され、15英雄による突破は不可能となっている。

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