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刑務所に入った話③〜留置所編〜

結局留置所についたのは深夜2時を過ぎた頃だったと思います。

着替えをさせられ、もうみんな寝てるから静かにしてね。と言われ布団を敷きその日は速攻で寝させられました。

留置所での部屋はたたみ5畳くらいの1人部屋でした。あるのはトイレだけ。

その日、寝れたのか、色々考えて眠れなかったのか、よく覚えていません、、。

次の日、6時半に起床、布団をたたみ、布団をしまい、部屋を軽く掃除(畳をふいたりトイレ掃除)させられるところからスタートしました。

掃除が終わったら洗面をします。洗面は部屋から出て洗面所でするのですが、ここで初めて他の方を見ました。わたし以外に5、6人ほどいました。

洗面が終わったら朝食です。
部屋に戻り、朝食を入れられるのですが、
小さな窓からお弁当箱と白湯の入った容器を入れられます。

机はありません。だから床に置いて食べます。
留置所でのご飯は正直、美味しかったです。

お弁当箱は2つあり、ひとつは白米、ひとつはおかずが入っていました。おかずは毎回揚げ物(コロッケ、カレーコロッケ、白身魚フライとか)が入ってました。他は漬物、あとはその時によりカレーだったりシチューがほんの少し入ってたりパスタが入ってたりしました。

ご飯を食べたら着替えが入れられました。下着とTシャツです。わたしはまだ私物をなにも持っていなかったので全て借りものでした。

わたしが元々着ていた下着や洋服は中に入れてもらうことができませんでした。

着替え終わったら、職員の方が今日運動する?って聞きにきます。運動といっても外にいけるわけではなく、ベランダみたいなとこに行くだけです。
走ったり、歩き回れるほどの広さはないので、
基本運動は断っていました。

ぼーっとしていると職員の方が外で通っていた病院、飲んでいた薬はあるかと聞いてきました。

わたしはパニック障害と喘息、アトピーがあるのでそのことを話しました。職員の方が病院に連絡し、薬を処方してきてくれるようでした。

さあ、やることがなくなりました。
寝ても問題ないのですが、何もない畳の部屋です。
身体ばっきばきになります。

1日1冊本を借りれるのですが、読み終わったら終わりです。

だからわたしは身体が痛いのをがまんして寝て時間をやり過ごしてました。

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