刑務所に入った話20〜拘置所雑居編Ⅹ〜
とりあえず、過呼吸をおこしたかわはぎさんを落ち着かせようと、背中をさすり、オニカサゴさんから遠ざけました。
そしてまんぼうさんは、オニカサゴさんに、
ねぇ、わざとでしょ⁉︎わざとやってんでしょ⁉︎
トイレ汚したのもわざとなんじゃないの⁉︎
と詰め寄っていました。
そして、この後のオニカサゴさんが言ったことでわたしは白目を剥いてぶっ倒れそうになります。
わざとって、、あなたたちねぇ、
わたしにそんな説教するけど、あなたたちは外で賞状でももらうくらい偉いことでもしてきたの⁉︎
ワケガワカラナイヨʅ(◞‿◟)ʃ
本当に日本語かね。おかしいねぇ。
そもそもあなたどの立場でキレてるのよ。
あなたが汚したトイレ掃除したのわたしたちよ。
賞状ってなによ。
ツッコミどころがあり過ぎて、またわたしは、
( ᐛ👐)パァ
となってしまいました。
そして、こんなに騒いでたもんだから、先生が来ました。
状況を説明すると、
先生も( ᐛ👐)パァと。
なるわけがなく、
とりあえず食器口はアルコール消毒するから、かわはぎさんは落ち着いて。
オニカサゴさんは、汚れたやつ袋に入れて出しなさい。
と、さすが先生、冷静ですね。
だけどね、、もう無理ですううぅぅぅう(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
ごめんなさいだけど、オニカサゴさんを別室にうつしてくださいぃぃぃぃ‼︎
と、心の中で叫んでました。だってこの後またトイレ掃除しなきゃいけないし、もはや、絶対に喧嘩に発展する未来しかみえない。
そして、その願いが通じたのか、
しばらくして、ドアがガチャリと開けられました。
基本、いきなりドアが開けられる時は、誰かが部屋の移動をするときです。
良かった、、やっと解放される、、。
と、おそらくみんな思ったと思います。
だけども、だっけーどっ、
先生は、予想を遥かに裏切ってきました。
なんと、
ポータブルの洋式便座を持ってきたんです。
違う、違う、そうじゃ、そうじゃない〜(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
先生は和式だからトイレを汚してしまうと考えたのか、1人部屋にうつすのが面倒だったのか、、
わからないですが。
とりあえず、これ、使って。と。
絶望。まじ絶望。うぇーい(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
もう、オニカサゴさんが聞いていようと、おかまいなしにみんなで先生に猛抗議しました。
トイレが和式か洋式かとかそんな問題ではない。このままだと誰かと絶対に喧嘩になると。
そして、かなりの押し問答の末、先生、やっと折れました。
オニカサゴさんは、独居に戻ることになりました。
わーーーーーー٩( ᐛ )و
オニカサゴさんがいた2日、忘れないよ。
忘れたくても、忘れらんねぇよʅ(◞‿◟)ʃ
オニカサゴさん編(そんな編はない)はこれにて終了です。お読みいただきありがとうございました。
次回、わたしはいつ刑務所に行くの?
読んでいただけたら嬉しいです。
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