プリンセスの夢



気がつけば、ディズニープリンセスが好きなまま大人になっていた。






幼少期に観たシンデレラ。








私はシンデレラがドレスアップした姿しか知らなかった為、ボロボロの洋服を着て家事をしている姿を観て衝撃を受けた。









しかし、そのギャップが幼少期の私に夢を与えてくれたのだ。











変身すると女の子は見違えるようにきれいになるし、例え貧しい生活を送っていたとしても人生の転機が起きて裕福になったりすることもあるのだと夢が膨らんだ。









シンデレラごっこを1人遊びしながら子供ながらに家事をしていた。









当時はレンタルビデオでシンデレラを頻繁に借り、セリフまで覚えるぐらい観ていた。










特に好きだったシーンはシンデレラが寝起きに小鳥とねずみとおしゃべりするところだ。











「夢はひそかに」を歌いながら朝風呂にまで入ってしまうシンデレラに憧れ、“ひとりシンデレラごっこ”をする時はこのシーンも必ず完コピしていた(笑)。











冬だと朝風呂はとても寒かったり、きれい好きの祖母に“子供がする掃除”は止められてしまった。









それでもシンデレラになりたかったので無視して続けるとんでもない子供だったが(笑)。








学校で好きな言葉を書く授業があった時に、シンデレラの名台詞を書いた。








「信じていればいつか夢は叶う」と。











「Meちゃんが書いてた言葉を信じて○○がんばったんだよ!」





と言ってくれたクラスメートもいて嬉しかった。









大人になった今でも、くじけそうな時にシンデレラのこの言葉を思い出す。









そして今、私には叶えたい願いがある。










叶えたい夢だ。








だからずっと信じている。










シンデレラが言っていたように、

「夢をみることは誰にも邪魔されない」






本当にそうだと思う。












だから今の私はプリンセスの気持ちなのだ。











お人形と洋風のお城が好きだった幼少期。















大人になってもこれらに心が奪われてしまうのだ。











ディズニーストアでおねだりして買ってもらったシンデレラのドレスは今でも大切な宝物だ。










いつか未来で娘に出会えたら着せてあげるのも夢だ。










前世でヨーロッパの貴婦人だった私は後にリボンがついたドレスを着ていたようだ。(いつかの占いにて)











納得。



























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