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抑え込んだ感情の中で


人には生き甲斐があってからこそ、
生きるということを続けられるのであろう。



とある実験。
孤児院に集められた赤子たち。
何十人と集められた赤子たちは、
大人から無表情で言葉かけもされずに
育てられたという。



喜怒哀楽を表現せずに封じ込んで生きること。
疲れはしないが、
溜まったものは何処へ行くのか。




喜怒哀楽を受け止めてくれる他人。
其れがいてからこそ、生きていける。
やはり人間は社会的動物なのだと、
思い知らされる。




感情を抑え込んだまま数年生きていると、
リハビリが必要になる。
感情を出すことが恥ずかしい。
対人関係にて「緊張」してしまうのだ。



だから職場など、
生きるために不可欠な居場所では
陽気にピエロを演じる。疲れる。




では家族や友人、恋人は?
何をせずともそのまま受け止めてほしいという、
わがままな感情がとても恥ずかしい。



軽率に依存したいしされた〜い。
辛くならない程度に加減するって難しいね。
だからこそひとりが楽だったのに、
受け止めてくれることの気持ちよさを
再び味わってしまったら。
悪い顔してるね。


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