【DTM初心者】 作曲するなら、机をデコれ!『作曲少女』の教え
こんにちは!
最近パソコンで作曲をはじめました、
もっちゃです。
いま流行りの、DTMというやつです。
何から始めていいか分からなかったので、
とりあえず「はじめての作曲」系の本をいくつか読んでみました。
コード進行…スケール…リズムパターン…
音楽理論がやさしく書いてあるのですが、
やっぱりどこか「the お勉強」という感じがして、つまらないのです。
なんかモチベーションあがる本ないかな〜
と探していると、
めちゃくちゃおもしろい本に出会いました。
こちらです!ジャンッ!
仰木日向著『作曲少女~平凡な私が14日間で曲を作れるようになった話~』です。
絵がかわいいね( ◠‿◠ )
音楽理論を一切使わず曲を作る
簡単にあらすじを言うと、
主人公は、何か夢中になれるものが欲しいと、作曲を始めます。
音楽経験ゼロの主人公は、天才作曲家の同級生から「音楽理論を一切使わず曲を作る方法」を教わります。
主人公と一緒にレッスンを進めていくと、曲が作れるようになる!というわけです。
物語なのでスラスラ読めます。
この本のおすすめポイントは2つ!
①作曲に必要最低限の知識だけを教えてくれる。→出てくる音楽知識は、耳コピとキーの話だけ!
②「作曲とは何か?」という考え方の話から始まる。
です。
今回は、②について詳しく紹介したいと思います。
「作曲してみたいけど、何からしたらいいの?」
「DTM始めてみたものの、モチベ上がらん」
という人にぜひ読んでほしいです。
最初のレッスンは「作業机をデコる」
「作業机をデコれ」
から始まる作曲の本ってどゆこと!∑(゚Д゚)
この時点で、普通の入門書となんか違うぞ!
天才作曲家は主人公に言います。
「とにかく、自分が好きなものを置きまくれ」
「この行動が、作曲において一番大事なこと」
とまで言います。
モチベーションあげるとか、そういうことかな?
と思いましたが、もっと深い理由がありました。
天才作曲家は言います。
「作曲とは、自分が感動してきたものを音楽で再現すること。」
だから、
「『自分が何に感動してきたのか』
『これから何を作るのか』
を机に向かうたび、思い出せるようにする。」
そのために、「作業机を好きなものでデコれ」と言ったんですね。
自分が感動してきたものを再現するのが作曲。
そう考えると、ワクワクしてきた\(^o^)/
やっぱり音楽理論って学んだ方がいいんじゃないの?
そりゃ音楽理論知らなくったって、曲作れる人はいるけどさ。
勉強した方がいい曲作れそうじゃない?
なんて思っていたら、主人公も同じことで悩んでいました。笑
そんな、主人公に天才作曲家はこう言います。
「音楽理論書を読んだから作曲ができるようになるわけじゃない。」
き、きびしい...(*_*)
「理論書より必要なことは
何がなんでも、とりあえず一曲つくること。」
「音楽理論を本当に理解できるようになるのは、曲をかけるようになってから。」
理論書は、作曲できる人が「理論を頭で整理するため」にあると言います。
たしかに、コード進行とか調べて、
その場ではわかった気になるんだけど、
すぐ忘れちゃうんだよな(..)
曲を作ってみる→音楽理論書で整理する
という順番がいいんだな!
始めてみたものの、心が折れそうな人へ
音楽制作ソフトの使い方はさっぱりだし、
1曲できるのにめっちゃ時間かかるし、
ミックスとかマスタリングとか正解わからんし、
もうダメだァァァァァァァ!!
と叫びたくなるときがあります。笑
そんなときは、この言葉を思い出すようにしています。
天才作曲家が、作曲を諦めかけていた主人公に言うセリフです。
「どんな創作も、最初はおもしろさなんて絶対にわからない。」
だから、
「ちゃんとやり方を覚えて、何がおもしろいのか理解する。それでもつまらなければ、やめる。」
「おもしろさを理解する前にやめてしまったら、それを嫌いになるだけじゃなくて、
自分のことまで嫌いになってしまうよ。」
と。
おもしろさを理解できるところまでやり切る。
夢中になれるものを探すとき、一番大切なことかもしれません。
おもしろさを知る前にやめちゃったら、もったいないもんね!
まとめ
①作曲=自分が感動してきたものを再現すること
②曲を作る→音楽理論を学ぶ の順番が◎
③作曲のおもしろさが分かるまでやってみる
という内容でした。
「なんか曲作りたくなってきた!」
と思ったけど、なにしたらいいんだ?
となった人は、ぜひ『作曲少女』を読んでみてください\(^^)/
記事には書いていませんが、
作曲ができるようになるまでのステップが、
具体的におもしろく書いてあります。
イメージした通りの曲にするには?
「普通だね」と言われない曲を作るには?
などテクニックも載っています\(^^)/
よっしゃ〜!DTMライフを楽しむぞ〜!