#001_MV「アイドル」が好き_好きなものを好きというトレーニング
今日も今日とて、好きなものを好きというトレーニングをしていきたいと思います。(企画のバックグラウンドは本文末に掲載しています。)
また、「すごい好きだー」と思える出会いがありました。
YOASOBIさまの楽曲「アイドル」のMV。アニメ「推しの子」のOP。
漫画作品の愛読者としてめちゃアガりました!
とこれからは、追加の下調べや知識のインプットをせずに、
- 「好きだ」と思ったポイントと、
- 自分の気持ちベースで「なぜ好きだと思ったのか」を
ことばにしていきます。
ブラウン管テレビ
![](https://assets.st-note.com/img/1681552402392-J3URq2WQ5l.png?width=1200)
1サビと2サビで同じ映像が使われていますが、2サビは1サビの映像をテレビ越しにみているという演出に見えます。おそらく3サビも「同じ」映像なのでしょう。
1サビ:ウサギの着ぐるみがアイドルとしてステージで踊っている
2サビ:同じ映像だがアスペクト比が4:3で丸い→実はブラウン管
2サビ後半:ウサギの着ぐるみを脱いでそれを見つめるアイ
3サビ:ウサギと同じステージで舞うアイ
3サビ後半:それを同じブラウン管テレビで見つめるアイの子供たち
![](https://assets.st-note.com/img/1681551135136-Z0oSosFHZZ.jpg?width=1200)
中:「着ぐるみ」を着る自分を客観視するブラウン管テレビ
右:アイドルとしての自分も本当の自分も手に入れた最強アイドル
という関係になっているように見えました。
1番~1サビでは、アイのトップアイドルとしての完璧な姿が描かれます。一方で、2番~2サビでは、アイに対する他者の視線と、アイ自身の客観視や理想像が。2番は1番に比べて、苦しい部分が描かれているようです。同じ映像の横展開でアイドルの明暗が描き分けられて、アイの感情が立体的につたわってきました。このトリックで伝わってきた重層的な感情にびりびりきて好き。
1サビ2サビの演出を通して最後の3サビ~最後で「どっちも手に入れる」「これは絶対嘘じゃない 愛してる」に至るという展開にめちゃくちゃしびれてもう大好き。
![](https://assets.st-note.com/img/1681552709220-SCPkjh86Px.jpg?width=1200)
「推しの子」本編のストーリーは、連載されている今の時代に合わせた時代設定になっていると思います。Vtuberが爆発的に増えているというあたり、2020年くらいでしょうか。アクアたちの年齢を考えるとアイが活躍したのは2005年くらい。ブラウン管テレビからプラズマテレビや液晶テレビに切り替わっていった頃です。現代のアクアとルビーが、そのブラウン管テレビでアイを見ているというのが時間軸を感じさせて最高に好き。
時間軸と感情軸の両方の厚さをブラウン管テレビで象徴できちゃうなんて、天才過ぎて好き。
あとブラウン管テレビ以外だと、「のらりくらり」の顔が「あぁこのひとには敵わねぇ」って思っちゃう。もう僕のことを振り回してくださいお願いします。好きです。
![](https://assets.st-note.com/img/1681553101276-tXstZJa9Wh.png?width=1200)
あと、目が好き。推しの子、横槍メンゴ先生の描く目は本当にきれいなんですが、MVのアニメの作画の目も最高に好き。
![](https://assets.st-note.com/img/1681554176978-naaBMCCVAg.jpg?width=1200)
今回も次第に語彙力を失いながら「好きなものを好きというトレーニング」をしました。持久力に課題あり。もっと深ぼりしたいぽいんとは何個もあったのですが。負荷を高くしすぎずこれくらいで。
「好きなものを好きというトレーニング」について
いよいよ気持ちをことばにすることが大事な時代になったと思います。ネットに流れてくる断片的な他人のつぶやきや、AIが紡ぐ自分のために書かれたと思える大量の文章も、自分の気持ちを時々上手に代弁してくれるし、気持ちの解像度を高めてくれます。でも、気持ちのことばにできない部分や感覚は、ことばを紡ごうとするプロセスの中で膨らんで、彩度も精度も高まっていくのです。
言いたいこと、思ったことを上手にまとめる作業自体はAIに手伝ってもらいつつ、この「めちゃめちゃイイ!」と思った感情をじっくりコトコト熟成させる練習をすることで、自分の人生をもっと幸せにするための筋肉を着けようと思いました。それがこの「好きなものを好きというトレーニング」です。
筋トレは負荷を高くしすぎずに、継続が大事だとおもっています。好きという気持ちや書きたいことがあっても、1記事あたり1時間程度で書くことのできる文量にとどめて続けていきます。
基本的に「書きたいこと」を書いています。ご容赦ください。
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