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若い世代の3回目接種率の低下

若い世代にとってありとあらゆる制限は高年齢層と比べて負の効果が激しいものとなる。我々には暖かい家庭がある人は少なく、家庭や恋人の獲得のためには他人との交流を必要としているからだ。もう既にそういったソーシャルキャピタルを持っている人たちとは状況が異なる。感染予防のメリットも若い世代になるほど少なくなっていく、重症化率、死亡率は低いからだ。特に中学高校といった青春時代を灰色のコロナ生活として過ごした人たちはとてもつらいことだろう。現在の状況は若い世代を犠牲にして高齢者のなけなしの寿命を少しでも伸ばそうとしているということを認識できている人は少ないというか、認識していてもそれを悪いことだと考えている人は少ない。低いワクチン接種率はそういったコロナ政策全体に対する不満感によってもたらされていると考えて良いだろう。沖縄のニュースが流れて冒頭の画像を見たときに僕は愕然とした。ワクチン接種率の高い1,2回目の時は全く正常化の議論をしてこないクセに、3回目接種を上から目線で正常化への道と説くあまりの図々しさにだ。 3回目の接種をしようとも正常化することは無いと見切られたから、嘘がバレてるから協力されないのだとは思わない頭の悪さにも驚愕する。
ワクチンの効果については論文、調査結果を見て効果の測定は出来るが、要はまんぼうを防ぐほどの感染予防効果は無い。その時点でどこまで感染が予防されてようが一般人にとって差はない。またオミクロン以降の既に物凄く低い重症化率をさらにブースターショットで下げましょうという考えがそもそも効果的とは言えない。mRNAワクチン特有の副反応も研究中、調査中ということでこのワクチンのブースターが若年層で20%超えてるのが驚きと言った具合だ。ブースター接種せずにドブに捨てられていくワクチン、無駄金と批判されないように必死にワクチン接種を呼びかけるメディアを眺めるのだけが唯一の楽しみである。

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