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コミティア148出展レポ

どうも、イラストレーターのみえです。
2024年5月26日に開催されたコミティア148に出展しました。
2回目のコミティア出展。イベント出展は個展も合わせると5回目となりました。いままでの反省を生かし、わりといい感じに手際よく準備や設営ができたと思います。
備忘録も兼ねてサクっとレポートしいきます。

この記事はこんな人の役に立つかも

  • コミティア出展してみよかな~って人

  • みんな設営とか梱包とかどうしてるのか知りたいな〜って人

筆者のスペック

コミティアはいろんなジャンルの作家さんが出展していて、それぞれのジャンルで状況は様々だと思うので、参考程度にわたしのスペックをば。

  • 普段はデジタルイラストを気ままに描いている人

  • 主にファッションイラスト、とくに靴とかギャルを描いてるよ

  • 最近は浮世絵風のイラストを描くのにハマっているよ

  • Twitterフォロワーさん2,274人(出展時)

  • インスタフォロワーさん374人(出展時)

  • 出展ジャンルは「イラスト」

フォロワーさんは特に多いわけでも少なすぎるわけでもなく、SNSに絵をUPしても、毎回特別バズるわけでもなく、まあパッとしない、どこにでもいるイラストレーターです。

商品編

新刊、既刊、書籍、ポストカード6種、ステッカー6種、おみくじ、あとはおしながきには掲載しなかったのですがミニ原画ももっていきました。

売れたもの・売れなかったもの

新刊と、ポストカードがよく出ました。
でも新刊もうちょっと売れてもよかったかな〜。「和」すぎたかしら。
既刊のイラスト集、前回出展時はわりとよく売れていたのですが、今回はあんまり売れませんでした。

考察

コミティアは本を売る場合は見本誌の提出が必要です。
過去に提出したことがある本については提出必須ではないので、今回は新刊のみ提出しました。
既刊と商業誌の書籍については、前回は見本誌提出していたこともあり結構売れていたのですが、今回は提出しなかったので、見本誌コーナーで見てもらえず、購買に繋がらなかったのではないかと思います。

特に書籍「靴・足元のコレクション実用レシピ」は仕入れ値も結構するので、イベント出展のたびに見本誌を提出するのはもったいないのですが、見本誌はよい宣伝にもなるのかもしれないと感じるので、今後どうしていくか検討しようと思います。

ポストカードでよく売れたのは、サークルカットとポスターにしていたイラストと同様のものでした。(設営編参照)
前回も同じで、サークルカットとポスターと同じ絵柄のポストカードが人気だったので、ビジュアルとして目立つ部分に持ってきている絵が売れる傾向にあるのだと思いました。

設営編

今回も、前回のコミティアのレイアウトとほぼ同様。ワイヤーネットを使って、裏側にはお渡し用の袋などをセットしていました。

そして今回は、ワイヤーネットの下に100均で買ったキッチンラック?を置いて段差を出し、そこに本の在庫を積んで、すぐにお渡しできるようにしていました。写真を撮り損ねたのですが、スッと出せて結構よかったです。

やってよかったこと

①A4両面ポスタープレゼント

前回のコミティアでもやったのですが、お渡し用の袋にA4ポスターを入れること。
オリジナルの袋類って、発注しようとすると紙でもビニールでも何千枚ってロットが必要だし結構高い。そんなにたくさんいらないんだよな、イベントのたびにデザイン変えたいし。ってことで思いついた方法なんですが、結構喜んでもらえたし、会場内の宣伝にもなる(かもしれない)のでおすすめです。
今回は30枚刷って、当日全部なくなりました。発注したのは東京カラー印刷さんというところ。30枚で1,000円ちょっとなんですが、なんかクーポン適用されて500円くらいで擦れました。やったね!!

これはあくまで自分的には「梱包材のおまけ」という位置付けなので、できるだけ安く済ませたくて、自宅のプリンタでもいいかなとも思ったのですが、30枚両面フルカラーでプリントするとインクが結構(純正インク8,000円分のうち半分以上)減ってしまうし、コンビニ印刷とかでも両面だと1枚100円とかになってきてしまうので、結局印刷屋さんに発注するのが安いし綺麗だし最善策かと思います。白黒とかだったらコンビニとかでもいいかも。

(TOKYO BIG SIGHT の綴りをTOKYO BIG SITEにしてしまうという痛恨のミス。)

②賽銭箱システム導入

出展中って、自分もお客さんとして会場を回りたいのに、その間の売り逃しがもったいなくてあんまり出かけられないタイプだったのですが、偶然セリアでこんなもの(賽銭箱)を発見したので、これは…!?!?!?と思って試しにこんな使い方をしたところ、なんと30分間の間に800円も売り上げてくれました。やったね!メモを書き残してくださった方もいらっしゃって、とてもあたたかい気持ちになりました。賽銭泥棒にあったらどうしようって思ってたけど、みんなの良心を信じてよかった!!

③箱を使う

設営や撤収をできるだけ効率的にできるよう、今回はかなり意識して荷造りを行いました。設営時最初に何をするか、最初に何が必要か、次はこれ、最後にこれ。とシミュレーションし、順番通りに必要なものをセリアの段ボールBOXに入れてスーツケースに詰め込みました。さらに、中に何がどうやって入っていたかも写真に取って印刷して貼り付けておくことで、撤収時も「何がどこに入ってたっけ!?」ってならずに済みました。

そしてこのセリアの段ボールBOX、オープン時はスーツケースの上に置いて、筆記用具などの細々したものや、飲み物など、すぐにサッと出したいものをちょうどよく収納できて、かなりよかったです。段ボールなので軽いし、100円なので多少潰れたりしてもそんなに気にならない。おすすめです。

次はもっとこうしたい

①見本誌問題

やはり見本誌は提出した方がよさそうと思ったので、毎回提出する方向で検討したいです。コミティアの案内には「新刊のみ提出」って記載があったと思うんだけど、既刊は提出しちゃいけないってことなのかな?そのあたりを調べたり問い合わせたりして、できるだけお客さんの目に触れるようにしてあげたいです。

②ポストカードの陳列、最善わからなすぎ問題

これまじで毎回ほんとにちょー悩んでるんだけど、ポストカードの陳列の正解がわからなすぎる。いまは6種類しかないけど、今後も増やしていきたいので、そうなるともう90cmのブースにおさまりきらない。できるだけ全体を見せたいから、重ねて陳列はしたくないし、なにがいいのかなー。ダンボール素材の陳列什器使っている人結構見かけるけど、あれ意外と高くないですか(値段の話)。段ボール素材だし、すぐボロボロになったりしないのかなあ。試してみたいけどちょっとハードルが高くて。ポストカードの陳列方法、おすすめあったら教えて欲しいです。

③在庫と売り上げをわかりやすいようにしておく

超ウルトラスーパー初歩的な問題なんですけど、何が何個売れたのか、売り上げはいくらだったのかをわかりやすくするために、まず「在庫を全部もっていかず、20個30個とかキリのいい数字にしておく」「釣り銭がいくらあるのか事前に把握しておく&2万円分3万円分とかキリのいい数字にしておく」ですね。これまじで毎回ミスるんだよな〜。次こそは。

そして100円玉はまじで少なくていい。毎回100円玉が溢れて大変なことになるので、次回は勇気を持って百円玉を少なくするぞ。20枚とかでいいかも。

さいごに

今回は準備期間は結構大変だったものの、当日はわりと余裕があり、いいかんじの出展となりました。この調子で場数を踏んで、もっといろいろ改善できれば、もっと無駄か省けて楽しめるはずだ!

あとは「ツイッターでいつもみてます!」と言ってくださる方もいて、とっても嬉しかったです。いつもありがとうございます!

個展以来、半年ぶりのイベント。やっぱりリアルイベントはいいですね、またはやく次のイベント出たーい!!次は8月に浦和のパルコでZINEフェスというイベントに出る予定だよ!ぜひ遊びにきてね!!


いいんですか!?