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月刊 あなたと健康602

さっき届いていた。
食事のことやお手当のことなど、栄養の話もたくさん載っているのだけれど、私が一番興味深く読んでいるのは、常岡先生のページ。

もうとうに亡くなっていて、常岡先生のご著書のあちこちから見開き1ページに収まる分だけが抜粋されているのだろうと思う。

肺を患って15年だったかな。苦しんでいたそうだ。それで、体の使い方を間違っているから病気になるのだ、と病気治しではなく根性直しを始めてから病気が治った、というような事が昔の本に書いてあった。

数年前、友人が古いあなたと健康を20冊ほど譲ってくれた。
なかなか読む時間がなく後回しにし続けていたら、私も病気になってしまった。
動けなくて寝ているだけになってしまったので、この頂いたあな健を全部読んだ。

主幹の東城先生の話ももちろんだけれど、常岡先生の話がとても深い。うーむ…と何度唸ったことか(笑)。

私もずっと間違えて生きていた。でもそれにいつの間にか気が付けなくなっていた。だから病気を頂いたのだと思う。

今月のあな健に載っていた常岡先生の話は、全ての生き物の道は流転だ、と書いてあった。

水害は、水の流れ出る出口を正しく整備していないために起きる。と。
ご友人の死の間際に訪問し、安楽死したいから睡眠薬をくれと言われて、よし分かったと言ったそうだ。でも持って行かなかった。
そしたらなんと調子が良くなっていって元気になってしまったのだとか。
命ももういらぬ、と自我を乗り越えた事で快方に向かったと書いてある。

常岡先生の話は少し難しい。部分だけ読んでもわからないが、たくさん読んでいくとなるほどなぁと納得する。

お金を借りて返したら、貸した人が利子をくれたという話が私は好きだ。

お金の使い方を間違えてはいけないよ、とよく書いてある。
はたして私は今まで正しい使い方をしてきただろうか…と猛省である。

そんな時は、東城先生の「何があってもいいのよ。育てば。」を思い出す事にしている。


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あなたと健康社
03-3417-5051
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