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英検一級 単語帳に挑戦。単語を効率良く覚える秘訣

いつ買ったのかわからないが、本棚に英検の単語帳を見つけたのは12月のこと。
それは準一級の単語帳で、パラパラとめくるとけっこう知ってる単語が並んでいる。

(おー、いつの間にかレベルアップしてるー)
と思い、これはもしかして一級いけるのでは?
とチャレンジしてみようかと考えた。

もちろん、最難関の級だしそんな甘くないとは分かっている。
二級と準一級のレベルの差より、準一級と一級のレベルの差は格段に難しいとちらほら聞くからだ。
それに、TOEICと違って面接もある。

けれど、挑戦する価値はある。
それに、金函玉鏡で見る私の運勢は2025年までは下準備の期間だ。今のうちだ。
そう思って、ひとまず英検一級の単語帳を買ってきた。
それが12月の終わり頃だ。
キャンペーンをやっていて何故かビールのサンプルをもらう。誰も飲まないのでじいじにプレゼント。

すぐに開いてみた。やはり…難しい。
ついでに過去問もダウンロードして印刷してみた。
最初の4択問題から歯が立たない(笑)。
文章の意味が分かって穴埋めに入れる単語の意味まで予想は出来ても、穴埋めの単語4つとも知らない。
(おーすごいなぁ。これはやりがいかりそう。)

英検一級の単語は、日本語でも普段使わないような言葉が並ぶと聞いていたのだが、本当にそうだ。
政治や戦争、サイエンスから医療関係など、普段日常会話に出てこないような単語ばかり。
時には日本語の意味が何となくしか知らないものもある。

さらに難解なのは例文だ。
出る順パス単は「英語の友」というアプリをダウンロードすると、無料で単語帳の音声をダウンロードして利用出来る。
とても有難いサービス。
昔はCDが付いてたけれど時代は変わった。
単語の発音と日本語の意味が読み上げられた後に例文が読み上げられる。
運転中や移動中は音声だけを繰り返し聞けて効率よく学習出来る。
番号を指定すれば特定の範囲だけを繰り返し再生することも可能。

だがしかし。例文は、文章自体の文法も複雑で、耳だけで理解するのが難しい。
さらに、例文の中で使われている単語も未知の物がちらほらとある。
兄弟ならbrother としか覚えていないのが普通だろうけれど、siblings と難しい単語で出てくる。
そんな例があちらこちらで出てくるのだ。

でも、それも何度も何度も繰り返して読んで聞いているうちに理解できるようになる。

単語を覚えるコツは、繰り返しだ。
一度に覚える事は到底できない。人間は忘れる生き物だからだ。
エビングハウスの忘却曲線というものがあるが、一度覚えたものも24時間経てば半分以上忘れてしまう。
どうすると効率が良いかというと、
「忘れきってしまう前にリピートをする。」
それだけだ。
だから、毎日読んだり聞いたり出来る可能な分量を決めて繰り返す。
私はだいたい50個と決めて、出来るだけ朝晩読んで聞く。
6回を超えるとだいたい覚えてくる。
難易度が高いだけに慣れて覚えるのに時間がかかる。
読んで文字を何となく覚えたら、音声だけのリピートでもかなり覚えられる。

単語帳に、だいたい50個区切りで付箋をつけておいて、この範囲はいつからいつまで、というふうにだいたいのスケジュールを書き込んでいく。
終わったら剥がして次に進む。
これは、なかなか効率よく進められなくてどうしたものかと思っていた時に見かけた方法。

知花くららさんが、仕事をしながら2回の妊娠出産を経ながら建築学を学ぶために大学へ通っていた時期があり、その時の勉強方法のインタビューで知った。
いやはや超人だな、と思ってその時期もSNSを眺めていたけれど本当にすごい。尊敬しかない。
知花くららさんの方法を取り入れながら、もうすぐ600に到達しそうなところまできた。

私は仕事で翻訳を細々としているのだが、この単語帳を始めてから、メキメキと英語力が上がっているように感じている。
だいたい、私は集中力があまりなく、散漫力の方が強い(笑)。
その上、かなりの飽き性で続かないときている。
(その代わりに好奇心はかなり旺盛でフットワークは相当軽いらしい。)
だから、今受けているのが無期限の翻訳作業なのでたらたらと読んでいたのだが、単語帳を始めてから読むスピードが格段に上がったと思う。嬉しい副作用である。

いつ試験を受けるかはまだ決めていないけれど、単語帳の終わりが見えてきた頃に検討しようかなと思っている。


金函玉鏡で見る人生の運勢の流れはかなり当たる。それを見ながら仕事や旅行などの予定を考えると良い波に乗れると思う。
もっともっと早く知りたかった。


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