2022シーズン 残り5試合

 2022 J3 第30節
vsいわきFC 1-2 ×

前日にJ2昇格、1年でのJ2復帰の可能性が消滅。
そういう状況になって迎える初めての試合。
そしてその相手は我々が目指していたJ3優勝という目標に1番近いチーム。

今のチームが、どこまでやれるのか？と思っていたが試合結果は1-2。呆気なく敗戦。
スコア以上の差を見せつけられたような気がした。

サッカーのスタイルが違うとはいえ球際、走力、チームで戦う姿勢、多くの点で敵わなかった。
優勝を目指すならあそこまでやらないと。
優勝を目指すには程遠い。
とてつもなく辛く厳しい現実を突きつけられたような気がした。



そんな状況だからこそ伝えたかった、
『社長、これが現実だよ。このままで大丈夫？』と。

この言葉がどのくらい伝わっているのか？
どのくらい響いているか？
それは分からない。
それでも、クラブに関わる全員がこの現実を受け入れる必要があると思う。

全くやってないとは言わない。　
ただ、現状を変えようとするならば今のままでは全然足りないんだと思う。
本当に変わろうとするのであれば。
このチームを変えようとするのであれば。

こんなこと言っておきながらこんな失礼なこと言うのは申し訳ないが、あの状況で社長が我々の元に来るとは思わなかった。
今までなら背中に言葉を投げかけられてもそのまま後ろ向いて帰っていたと思う。

この変化は正直に嬉しかったし、向き合おうとしてくれてるのかなとそういう風に感じた。
これは大きな進歩だと思う。

ただ、社長からの発信はほとんどなかったし、このクラブをどうしたいのか？どうしていきたいのか？
クラブとしてどう考えているのか？
それが分からないし、それを知りたい。

今回のホームページへのメッセージ掲出もそう。
文言に関しては個人的にあまり重要ではなくて、引っかかってるのはメッセージ掲出するタイミング。あのメッセージの文言なんて悪い言い方をすると所詮テンプレメッセージ。
当てになんてしていない。
ただ、あのタイミングでメッセージを出すのは違うでしょ。

我々が目指していた所はどこなのか？
メッセージ出すのは全てが終わった後ではないのではないか？
クラブが掲げていたのはJ3優勝。もうブレているんじゃないか？
正直、そこに関しては納得がいかない。
そして同時に今後が不安になる。

2022シーズン、結果が出なかったことは事実。
来シーズンもJ3を戦うことになったのも事実。
そして、このままではいけないというのも事実。

昨日の試合後、キャプテンの徳重が我々に向けてこう言っていた。

『結果が出てないから大きなことは言えないけれど、選手もクラブも本当に変わろうとしている。ただ、まだまだ足りていない。』

残り5試合で何かが変わる保証なんてどこにもない。ただ、変わろうとしなければ何も変わらない。

2022シーズン残り5試合。
その5試合で何かを変える。
その先に何かがあると信じて。

そのためにもまずは俺たちが変わる。
この現状を俺たちが変える。
誰かが変えるのではなく、自分が変える。

今後に向けて何か残せるような残り5試合にしよう。
それはピッチ上も我々も。
アウェイ3連戦の2試合目。
木曜開催のアウェイ宮崎戦。
現地で想いを、俺たちの声を届けよう。

"動かせ 俺たちの声で"

よろしくお願いします。