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リミット:詩

息が出来なくて逃げ出してく
足元にぱっくり開いた穴
少しずつ神経を齧っていく不安
両手で耳を塞いでうずくまった


スピーカー
残響
聞こえない声
探せない僕

見えないなにかが指の隙間から零れ落ちてく



大丈夫と言い聞かせることで乗り越えられる夜はあといくつだ