レゾナンス:詩




空から透明な結晶が降り注ぐ

祝福の鐘が聞こえる
死んでいくものたちのために鳴り響く

うつくしい言葉たちが散らばっている
宇宙の果てでは白が交わる
そこらじゅうには終わりが転がっている
僕は目を閉じて君を探す

凍てついた景色
深夜の静寂
消えていくことが正しいせかい


雪にうずもれたまま
それでも笑える僕は、





(そこにあるのはすこしの希望と、すこしの絶望と、圧倒的な欠落)