夜行列車
夜行列車 僕を運んでいく
苦しみと寂しさを道連れに僕はどこまで旅に出よう
長く長く汽笛が響く
切符の行き先は真っ白だ
誰もいない食堂車で
薬缶の蒸気が満たされていく
しゅんしゅんと湧く水に
ガラス瓶の中に閉じ込めた世界を沈めた
白鳥の停車場まで、あと少し
そんなことをただ考えていた
夜行列車 僕を運んでいく
苦しみと寂しさを道連れに僕はどこまで旅に出よう
長く長く汽笛が響く
切符の行き先は真っ白だ
誰もいない食堂車で
薬缶の蒸気が満たされていく
しゅんしゅんと湧く水に
ガラス瓶の中に閉じ込めた世界を沈めた
白鳥の停車場まで、あと少し
そんなことをただ考えていた