ＳＩＮＧＬＥＳ ＯＮＬＹ # ４０　　　　THE BEACH BOYS　　　　　　　　「GOD ONLY KNOWS」 　　　　　　分母/分母論篇

ハイ！またお逢いしましたね・・・

お世話になってるレコード屋さんの店長さんから、

「ブライアンの映画のチケット扱ってるんだけど買わない?」

小説みたいなこと言われて2つ返事で買ったのが・・・

この映画なんですが・・・素敵な映画でしたよ。

兎に角、一時このアルバムの神格化の論調は、

「聴いたほうがいいよ・・・」

というより・・・

「聴け！！」

という感じで嵐のように吹きまくっていたわけで。

後に、「これは特別」というゆり戻しがあったって、

ビーチボーイズといえば「PET SOUNDS」でしょ・・・

映画の中で録音の休憩中のシーンがあって、

ドラムのハル・ブレインがブライアンに・・・

「フィル・スペクターよりもいかしてるぜ・・・」

というポツリとした一言が暗中模索のブライアンに

光を与えたシーンは、きっと事実。素敵な事実。

息子が親を超えた瞬間！！

「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」

©早川義夫

この言葉は僕の教訓的ことばなのですが、

古いものほど古くならない。

普遍を形にするには死を覚悟するほどの熱量が必要。

それはモノを本当の意味で作る人には、

魅力・・・というか蠱惑的なのでしょうね。

だからせめてその人に近づきたいと・・・

オマージュまたはリスペクトという言葉を使って物まねをするわけで・・・

それは皆も同じで・・・僕も同じで・・・

それが出来るかどうかは・・・神のみぞ知る！！

うまくまとまったぜ!!

それでは今日はこの辺で・・・

焦ったよ・・・

あんなとこに・・・

知らぬ間に7万円!!・・・

ほどほどの選曲と他力本願の音質で・・・

ではまた次回！！