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ポケモンSV S24 最終866位 蒼炎セグミミブリ対面構築

こんにちは!もっち(@__mco)です。
ランクバトルシーズン24(レギュレーションH)で使用した構築の紹介をしたいと思います。

使用構築

結果

TN もっち
最終順位 866位
最終レート 1859

構築の経緯

レギュレーションHはS22がギミック寄り、S23がサイクルパを使用していたこともあり、S24では対面構築を使おうと考えていました。
シーズンはじめに、S23で最終586位を獲得したリコピンさん(@rikopin_pokemon)のレンタルパーティを使ってみたところ使用感が良く、それをベースに構築を組むことにしました。

リコピンさんの構築はセグレイブ + ブリジュラス + ミミッキュを基本選出とし、相手に合わせて他の3体を組み合わせるというものでした。
そのため基本選出の3体は確定とし、コノヨザルやオオニューラ対策となる補完枠のソウブレイズもそのまま採用しました。
元構築でサイコパや受けの対策として採用されているカイリューとガチグマは自分では使いこなせなかったため、他のポケモンで型を考えることにしました。

まず初めに入ってきたのは受け崩し用の瞑想ドレインキッスを採用したアシレーヌ@隠密マントでした。
ここで一旦「基本選出を通すために出てきてほしくないポケモンは誰か?」を考えたところ、セグレイブを止めに来る異常耐久のヘイラッシャや、対面性能が高く大地の力+真空波でブリジュラスを突破してくるガチグマ(アカツキ)が障壁になると思ったので、それらに対して一方的に強いキノガッサを選出圧力として採用しました。きあいのタスキはソウブレイズに持たせているため、キノガッサは剣の舞 + いかさまダイスの受け崩し型にしました。
また、キノガッサは初手にサーフゴー、マスカーニャ、オオニューラ、コノヨザルを呼びやすいのですが、それらに対してソウブレイズが強く出られるというシナジーもありました。

上記6体でシーズン終盤まで3桁付近をキープしていたのですが、「ガブリアスが重い」ことと「アシレーヌの選出機会が極端に少ない」という問題を抱えていました。アシレーヌはもともと受け崩し枠として採用したのですが、ほとんどの受けに対してキノガッサで十分だったためです。
そこで終盤の11月27日にアシレーヌをHB残飯ガチグマ(アカツキ)に変更して構築が完成しました。

コンセプト

  • ガチ対面構築

    • 初手で出し負けしない

    • 行動保証と技範囲と高火力で一対一を制する

    • 極力交代はしない

個体紹介

セグレイブ @ とつげきチョッキ

テラスタイプ: じめん
特性: ねつこうかん
性格: いじっぱり
201(84)-216(252)-115(20)-85(0)-108(12)-125(140)
つららおとし / じしん / かわらわり / こおりのつぶて  

圧倒的対面性能で数的有利を取りに行くポケモン。地面テラスタルすることで真価を発揮するので、勿体振らずにガンガンテラスタルを切っていきます。選出時の初手率はおおよそ50%でした。

ヘイラッシャを後投げされることが多いため、ブリジュラスのエレクトロビーム圏内まで削った状態でブリジュラス対ヘイラッシャの盤面を作れるように立ち回るのがポイントです。

A:特化
S:最速バンギラス抜き(準速キノガッサ+3)
HBD:余りを総合耐久が高くなるように振り分け

選出率75%

ブリジュラス @ パワフルハーブ

テラスタイプ: でんき
特性: がんじょう
性格: おくびょう
165(0)-112(0)-151(4)-177(252)-85(0)-150(252)
りゅうせいぐん / ラスターカノン / エレクトロビーム / 10まんボルト  

本構築の貴重な特殊アタッカー。ヘイラッシャがいるときは必ず選出し、エレクトロビームを撃つ機会を伺います。

技構成はタイプ一致のりゅうせいぐんとラスターカノン、壊れ技のエレクトロビームは確定で、残り一枠はヘイラッシャに連打できる10万ボルトにしました。
テラスタイプも電気となっており、ヘイラッシャをかなり意識した型になっています。

C:ぶっぱ
S:最速(サーフゴーより早く、ブリジュラスミラーでも同速勝負が出来るため)
B:余り

選出率70%

ミミッキュ @ いのちのたま

テラスタイプ: ステラ
特性: ばけのかわ
性格: ようき
131(4)-142(252)-100(0)-63(0)-125(0)-162(252)
じゃれつく / かげうち / まもる / のろい  

呪いが本体のごまかし枠。呪いで相手を流したり高耐久を無理やり削る動きが非常に強力でした。

守るの枠は初めは剣の舞にしていたのですが、剣の舞を積まなくても役割を遂行出来ることが多かったため、呪いの削り性能を倍増させる守るに変更しました。
こだわりアイテム持ちの相手に対する様子見にも使えるため、立ち回りに柔軟性を持たせることが出来ました。

テラスタイプはじゃれつくとかげうちの威力上昇しつつ、「呪い」が「鈍い」に変わらないステラになっています。

AS:ぶっぱ
H:余り

選出率67%

ソウブレイズ @ きあいのタスキ

テラスタイプ: あく
特性: くだけるよろい
性格: いじっぱり
151(4)-194(252)-100(0)-72(0)-120(0)-137(252)
むねんのつるぎ / ポルターガイスト / インファイト / かげうち  

本構築のキーマン。補完枠と見せかけて基本選出に組み込まれており、選出時は8割初手に出していました。
構築の経緯にも記載した通り、キノガッサがサーフゴー、マスカーニャ、オオニューラ、コノヨザルを初手に呼びやすく、それらに対して有利を取ることが出来ます。

技構成は技範囲と先制技を考えると、この4つにせざるを得ませんでした。道連れを決めれたら一気にアドが取れるという場面も多かったので悩みましたが断念。

テラスタイプは元々ノーマルで使っていましたが、ワイドフォースの一貫を切るために悪にしました。あんまり使う機会はありませんでした。

技範囲の広さと優秀な特性により、使っていると全ての相手に対して出せるような錯覚に陥ってしまいます。それで中盤負けまくりました。決して火力が高いポケモンではないし、特殊で殴られたら特性は発動しないので、役割を理解して使うことが重要です。

AS:ぶっぱ
H:余り

選出率64%

キノガッサ @ いかさまダイス

テラスタイプ: ほのお
特性: テクニシャン
性格: いじっぱり
165(236)-200(252)-103(20)-72(0)-80(0)-90(0)
タネマシンガン / テラバースト / キノコのほうし / つるぎのまい  

めちゃくちゃ強いのになぜか流行っていないキノコ。今回は選出誘導兼受け崩しとして採用。
A特化カイリューのスケイルショット5発をほぼ耐える(99.45%)まで耐久に振っているため相手にとっては想定外の盤面から崩しを行うことが出来ます。

主にママングライや受けループに選出し、高い勝率を上げてくれました。
特に受けループに対しては初手キノガッサで勝率が100%でした。

A:特化
HB:カイリューのスケイルショット5発をほぼ耐える

選出率15%

ガチグマ(アカツキ) @ たべのこし

テラスタイプ: フェアリー
特性: しんがん
性格: ずぶとい
220(252)-81(0)-187(236)-156(4)-87(12)-73(4)
ブラッドムーン / だいちのちから / つきのひかり / あくび  

ガブリアスに受け出せる特殊アタッカーとして採用しました。対戦数が少ないので選出機会こそ少ないですが、選出時は想定通りの活躍をしてくれました。

H:ぶっぱ
B:11n最大
D:特化ブラッドムーンを93.75%で耐える
CS:余り

選出率22%
終盤に入ってきたため他のポケモン達とは対戦の母数が異なります

選出

基本選出
セグレイブ、ブリジュラス、ミミッキュ、ソウブレイズから4体
相手にヘイラッシャがいる場合はブリジュラスは確定

基本選出の初手
マスカーニャ、コノヨザル、オオニューラがいる場合:ソウブレイズ
※ イエッサン+オオニューラの場合はソウブレイズは裏に置きます
ガブリアス + アローラキュウコン:セグレイブ
スタン系統:セグレイブ

マスカーニャとガブリアスが両方いる場合
初手にソウブレイズ、裏にガチグマを置いて、@1はセグレイブ、ブリジュラス、ミミッキュから選択

受けループ
キノガッサ + ミミッキュ + @1
初手キノガッサで剣の舞をしたあと、目の前の相手に通る技を打ちます。
S24は受けループが少なく、4回くらいしか当たっていませんが、キノガッサだけで全勝しています。

重いポケモン

  • コノヨザル

    • ソウブレイズで対応出来ると思いきや、電気玉を投げつけられるとポルターガイストのダメージが入らないため無念の剣から入らざるを得ない。無念の剣でオボンのみが発動すると次のターンにもポルターガイストが打てないのでなんやかんや荒らされてしまう。

  • イエッサン + クエスパトラ、グレンアルマ、マフォクシー系統

    • エスパーの一貫を切れるのがソウブレイズの悪テラスタルしかないのでしんどい

最後に

久しぶりに最終3桁を取ることが出来て嬉しいです!
S25は年末年始などがあり忙しくてあまりランクマをやる予定はないので、どうしてもS24で結果を残しておきたいと思い頑張っていました。

序盤から3桁周辺を維持できたため、くろこさんの動画に出演するなど思い出深いシーズンとなりました。

コジョンドにボコられた男

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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