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「あはき」ってご存知ですか? あん摩マッサージ指圧、はり、きゅうについてのお話

地域医療ジャーナル 2021年6月号 vol.7(6)
記者:masayoshi/病鍼連携連絡協議会
鍼灸師

はじめに

 読者のみなさま、はじめまして。私は「はり師」「きゅう師」の木津と申します。この度地域医療ジャーナルに鍼灸について執筆させていただくご縁をいただきました。

 私が地域医療ジャーナルを知ったのは3年前ですが、鍼灸の効果や良さを誤解なく広く知っていただきたいという想いを持って読者を続けてまいりました。ですので今回の連載企画はとっても貴重な機会で非常に嬉しい想いでいっぱいです。みなさまどうぞ末永くよろしくお願い申し上げます。

 早速ですが、みなさん「鍼灸」ってどんなイメージでしょうか?「痛い」「怖い」「うさんくさい」、残念ながらこのようなご意見を多くいただきます。

 確かにそのように感じられても仕方がないと私も思います。しかしながら実際のところは十分に我慢できる程度の軽微な刺激で、最近では世界で研究も進められていて少しづつエビデンスも積み上げられてきております。これからの連載ではみなさまに鍼灸を中心とした東洋医学の良さをエビデンスを絡めてご紹介しながら、地域医療の中での私どもの役割などを知っていただければと思います。そうすることでみなさまの地域医療における満足度が少しでも高まれば幸いです、

 記事は私が世話人を務めている「病鍼連携連絡協議会」のメンバーで連載して参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

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※感染対策のため現在は手袋を使用して施術することが多くなっています

 連載第一回は世話人代表の長谷川尚哉さんです!(木津)


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